’24夏の大会展望➀A・Bパート~東海大福岡と西短大附の4強争い




第106回全国高校野球選手権福岡大会の開幕(29日・土)まで1週間を切りました。4つのパートに分けて大会前展望を行いたいと思います。まずはA・Bパートから。

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昨秋優勝校で春のセンバツに出場した東海大福岡、強力打線が看板の西日本短大附の2強を中心に、ベスト4争いが繰り広げされそうです。

東海大福岡は昨秋、福岡大会はエース佐藤、九州大会は打線が奮起してセンバツ切符をつかみました。佐藤は長身から投げ下ろす130キロ台後半の直球と大きなカーブのコンビネーションが持ち味。三振を量産するような派手さはありませんが、制球にすぐれ安定した投球をみせます。打線は山本、藤本、野上(2年)の中軸を核に勝負強い打者がそろい、劣勢を一気にひっくり返す集中打もあります。疲労の影響があった九州大会、肩痛で調整が遅れたセンバツは不本意な投球だった佐藤の調子が戻ってくれば、一気に準々決勝まで駆け上がりそうです。

西短大附・村上

西日本短大附はエース村上をはじめ高峰、古賀、荒木と前チームの主力が残る打線に力があります。秋、春ともパート決勝で福岡大大濠に競り負けましたが、春の筑後地区大会で5試合中4試合をコールド勝ちし、力の差を見せつけて優勝。シード権を確保しました。福岡大大濠・柴田クラスの一級線投手を打ち崩すことが課題ですが、ここでは実力上位。東海大福岡と共に4強争いの中心となりそうです。

沖学園・川畑

この2強を追うのは投手力のあるシード2校です。沖学園は、左右の2年生投手を軸に春の福岡地区大会を制しました。川畑は140キロ超の直球にスライダーを交える右の本格派、生野はスライダーを低めにあつめる軟投派左腕。若い投手陣を打線がどこまで援護できるかが上位進出のカギを握りそうです。

春8強の自由ケ丘は右サイドハンドの高見を軸に左腕本宮(2年)、右腕中島、右サイドの伊藤(2年)の4投手による細かな継投をみせます。打線は左の好打者・長谷川が軸。足をからめて得点をうかがい、先行して継投で逃げ切る勝ちパターンで上位進出を目指します。

筑陽学園・西村

昨秋8強の筑陽学園は、春は初戦で九産大九州に0-17と大敗。福岡地区大会でも3回戦で沖学園に4-8で敗れるなど、今年に入って精彩を欠いています。エース西村は縦に大きく落ちる変化球が武器で昨秋は大牟田の好投手・境に投げ勝つなど力はあるだけに、その出来がチームの浮沈を握りそうです。福岡は秋は久留米商、春は九産大九産にいずれも1点差で競り負けて早々と姿を消しましたが投打の柱である井﨑、長打力のある松尾らが健在。昨年に続く県大会出場を狙える力を備えています。

福岡・井﨑

東筑紫学園は2年生中心の若いチームですが春は東筑に打ち勝ち、パート決勝で敗れはしたものの九州国際大付と接戦を演じました。投手陣も小気味よい投球を見せる渡邊、直球に力のある津田と2年生が軸。投打のバランスがとれ若いチームだけに勢いもあります。北九州市長杯4強の戸畑は俊足強打の1番萩原を切り込み役とする打線が看板。変化球を低めに集める右サイドハンド・渡部を強打で援護します。

星琳は昨夏、福岡大大濠に打ち勝った時の1~3番が残る打力のチーム。失点が多いのが懸念材料ですが打撃戦になると俄然、力を発揮するだけに今年も侮れません。春16強の中間も力のある一校。昨夏16強の博多工も県大会出場を狙える位置につけています。

(名前あとのカッコ内は学年。特に表記がない場合は3年生)

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