2019選手権大会最終日~筑陽学園が16年ぶりV、春夏連続出場へ




 第101回全国高校野球選手権福岡大会は最終日の29日、久留米市野球場で決勝が行われ、筑陽学園が16年ぶり2度目の優勝を飾りました。センバツに続く甲子園出場となり、2011年の九州国際大付以来となる春夏連続出場となりました。筑陽学園は福岡県代表として、8月6日に阪神甲子園球場で開幕する第101回全国高校野球選手権大会に出場します。

【筑陽学園ー西日本短大附】5回表筑陽学園無死二、三塁 進藤が右前打を放つ

 決勝は直前の雷雨による影響で、予定よりも約1時間遅れてのプレイボールとなりました。
 試合は筑陽学園・西舘、西日本短大附・江崎、両エースの先発で始まりました。序盤、優位に試合を進めたのは西日本短大附でした。2回、神宮の二塁打を三塁に置いて吉永の犠飛で先制。3回は一死からの3連打と敵失で2点を加え3-0とリード、江崎は筑陽学園打線を4回まで無安打に抑えます。
 しかし5回、筑陽学園は連続四球からチャンスを掴むと、進藤、野田の連続適時打で1点差に。6回には進藤が左越えに2点本塁打を放って遂にリードを奪います。西日本短大附も6回一死一、二塁、7回一死一、三塁と迫りますが、あと1本が出ません。逆に筑陽学園は8回、福岡の二塁打で貴重な追加点をあげます。西日本短大附もその裏、高浪、吉永の長短打で1点差として粘りを見せますが、9回に筑陽学園がダメ押しとなる2点を奪って7-4。西舘が9回裏を三者凡退に抑えて熱戦を制しました。

優勝を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる筑陽学園の選手たち

 今春のセンバツでは2勝してベスト8進出を果たした筑陽学園ですが、選手権大会では未勝利。16年前の2003年は初戦でダルビッシュ有投手(現カブス)を擁した東北(宮城)に敗れており、夏の初勝利を目指します。

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<29日の試合結果>※赤字はシード校
【県大会】~久留米市野球場
▼決勝
筑陽学園 000 022 012=7
西短大附 012 000 010=4
(筑)西舘(西)江崎


 

 

 


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