【観戦記】筑紫台10-0香椎工(福岡地区大会準々決勝)


※本記録は公式記録ではありません

 筑紫台が香椎工を投打に圧倒、6回コールドで快勝した。
 初回、筑紫台は先頭の堀田が右前打。嘉陽が送った後、岸本は遊ゴロに倒れたが、玉城が中前打で堀田が生還して先制。続く白水も右越えに本塁打を放ってこの回3点を奪った。
 3回の一死一、三塁は逃したが、4回一死から7番古賀が右前打で出塁すると、山家四球で一死一、二塁とし9番丸林のセンター左を破る三塁打で二者が生還した。さらに堀田三振のあと、2番嘉陽の右中間三塁打、3番岸本の左前打で2点を追加(岸本は送球間に二進)。玉城の三ゴロ失で二死一、三塁とし、捕逸で岸本が還ってこの回5点を挙げた。
 5回はこの回から登板した香椎工2番手の宮田から6番迫がセンター右を破る三塁打を放つと、古賀遊ゴロのあと、山家の左前打で1点を追加。6回は3番手・木下から3番岸本が三塁線を破る二塁打で出塁。玉城の遊ゴロで岸本が飛び出し、二・三塁間で挟殺されたが、その間に玉城が二進。白水遊飛、迫四球で二死一、二塁から古賀が左前打を放って玉城が生還、コールド勝ちとなった。

 香椎工は4回一死後、3番上田が一ゴロ失で出ると安山四球で一死一、二塁としたが、次打者の時に二走が捕手からのけん制に刺され逸機。6回も無死から1番内山が投手内野安打で出たが松本が遊ゴロ併殺打に倒れ、筑紫台・丸林の前に三塁を踏めなかった。


 筑紫台先発の左腕丸林は、まったく危なげのない投球だった。大きくテイクバックをとってから投げ込む120キロ台後半(この日最速131キロ)の直球が低めに決まり、スライダーやチェンジアップで緩急をつけて凡打の山を築いた。打たれた2本のヒットはいずれも内野安打。ボールが先行するシーンもあったが安易に四球を許さず、与えた四死球も2つだけ。昨秋パート決勝で筑陽学園を相手に好投した実力を存分に発揮した。
 昨秋から打順を組み替えた打線は6回までに全員の13安打。好打の岸本が5番から3番に移り3安打の猛打賞、昨秋まで1番だった玉城は4番に座り、初回のチャンスできっちりと先制打を放った。さらに4番だった白水が5番に入り一発を放つなど、打線がつながり、投打とも理想的な内容だった。

 香椎工の先発は右腕の木全。120キロ前後の直球とスライダーを組み合わせての投球。制球はいずれもよく、四球はわずかに1つだったが、甘く入ったところを捕らえられた。
 打線も丸林の前に内野安打2本に抑えられ、得点の気配がなかなか漂ってこなかった。投打とも県上位校とはやや力の差があると感じさせる内容だった。


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