秋季大会第15日~九産大九産が秋季大会初優勝




 秋季福岡大会の最終日となった10月11日(日)は北九州市民球場で決勝戦が行われ、九産大九産が小倉を3-1で破って優勝を果たしました。九産大九産の優勝は秋季大会では初めて、春季大会も含めると昭和55年の南部大会優勝(当時は南北別に優勝校を決定)以来、3度目となります。これにより九州大会には九産大九産が福岡1位で、小倉が福岡2位で出場することになります。九産ー小倉イメージ1

 決勝戦はやや肌寒さを感じる中、九産大九産が前日にノーヒット・ノーランを達成した梅野雄投手、小倉もエース・中野投手の先発で試合が始まりました。九産大九産は2回に5番・堀川の左越え本塁打で先制。梅野投手は四球や振り逃げなどで走者は出しますが小倉打線にヒットを許しません。九産大九産は5回まで毎回の8安打を放ちますが、追加点が奪えず1-0のまま試合は終盤に入ります。
 ようやく7回、九産大九産は四球を足がかりに3番・只松、4番・梅野雄の連打などで2点を加えてリードを3点に広げ、関心は梅野投手の2試合連続ノーヒット・ノーランに集まります。しかし9回、先頭打者に内野安打を許して大記録は阻止されると、その後2四球と犠飛で1点を返され、なお二死満塁と一打同点のピンチを背負います。それでも最後の打者を投ゴロに抑えて小倉の反撃を振り切り優勝。梅野投手は準決勝、決勝で計1安打しか許さない快投でした。優勝旗授与

 試合後は閉会式が行われ、優勝した九産大九産に優勝旗と賞状・優勝盾が、小倉には準優勝旗と賞状・準優勝盾がそれぞれ贈られました。最後に両校がダイヤモンドを一周、観客から温かい拍手が送られ、15日間にわたる熱戦が幕を閉じました。

 両校が出場する九州大会は15日(木)に抽選が行われ、10月24日(土)に鹿児島市で開幕します。

<11日の試合結果>(北九州市民)
決勝 

小   倉 000 000 001 =1
九産大九産 010 000 20x =3


2015秋季大会県大会11

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*