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小倉の吉川雅祟投手(3年)はワインドアップから始動し、リラックスしたフォームから伸びのある直球に大きなカーブ、スライダーを交えた投球で北九州市長杯ベスト4進出に貢献しました。北九州市長杯2回戦の北筑戦は直球とカーブのコンビネーションが冴え、7回を3安打投球。大きなカーブで緩急をつける投球が生命線になるため、カーブでカウントを整えることができるかがポイントになってきそうです。
福工大城東の内田海翔投手(3年)は昨夏、背番号18をつけて2試合に先発。昨夏の段階で135キロ前後の直球を投げており、今年に入ってからの球速は未確認ですが、さらに伸びている感じを受けました。決して体格のある投手ではありませんが、内外角いっぱいに決まる直球や小さく鋭く落ちるスライダーで三振が取れる投手。福岡地区高校野球大会の準決勝では福岡大大濠を相手に9三振を奪いました。
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自由ケ丘の齋藤大輝トーマス投手(3年)も昨夏、主戦として登板した投手。秋はエースとしてベスト4進出の原動力となりました。130キロ台の直球を内外角に決め、ブレーキの利いた縦のスライダー、100キロ台のカーブを交えてテンポよい投球を見せます。
このほかでは、北九州市立の日高太陽投手(3年)は小柄ながら直球、スライダーとも制球力にすぐれ、小気味よい投球を見せます。東筑紫学園の梶原健史投手(3年)は球にばらつきはあるものの、上から投げ下ろす直球に威力があります。春8強の福岡工には、スライダーやチェンジアップで三振の取れるスリークォーターの政重朋希投手(3年)がいます。
飯塚には大黒柱の白浜投手の陰にあって、140キロ前後の直球を投げ込む中村大輔、藤原大翔(いずれも2年)の両投手が控えます。東福岡の高山柊吾投手(2年)が春の大会2回戦の柳川戦で見せた、右打者の外角に鋭く落ちるスライダーも印象に残りました。