第100回全国高校野球選手権記念大会北福岡大会は21日、北九州市民球場で準決勝2試合が行われ、折尾愛真と飯塚が勝って決勝に進出しました。23日の決勝で折尾愛真は春夏通じて初の甲子園、飯塚は6年ぶり3度目の夏の甲子園出場を目指します。

 第一試合は、長打力のある折尾愛真と東筑などを破ってノーシードで勝ち上がってきた北九州が対戦しました。序盤は両校無得点のまま進みますが折尾愛真が4回に3連打で2点を先制。北九州も5回、6回に1点ずつを返して同点に追い付き、試合は振り出しに。それでも折尾愛真は6回に2点を加えて再びリードを奪うと、8回には5番野元の今大会5本目となる本塁打などでさらに2点を挙げて突き放しました。このリードを継投で守り切り6-3で逃げ切りました。
 第二試合は3試合連続で2桁得点をあげている飯塚と、好投手河浦を擁し、62年ぶりの優勝を目指す古豪・小倉が激突しました。飯塚は初回に先制を許しますが、直後の2回に7番徳永の3点本塁打などで5点を奪って逆転。5回にも3連打などで2点を加えてリードを広げます。小倉も5回に4安打を集めて3点を返し、最終回も2点を返して猛追しますが、反撃及ばず8-6で飯塚に軍配が上がりました。

 22日(日)は南福岡大会の準決勝2試合が北九州市民球場で行われます。

<21日の試合結果>※赤字はシード
【北福岡大会】
準決勝(北九州)
北九州  000 011 010=3
折尾愛真 
000 202 02X=6
準決勝(北九州)
飯 塚 050 020 010=8
小 倉 100 030 002=6

<22日の試合予定>
▼南福岡大会 準決勝
◇第1試合(11時)九産大九州―香椎
 九産大九州の好投手・村上から香椎打線がいかに得点できるかが焦点だろう。
 村上はここまで全4試合を一人で投げており、許した得点はわずか3点。130キロ台後半の直球に切れ味鋭いスライダーを武器に、厳しい攻めを見せる。打線も派手さはないが走者を確実に進め、しぶとく得点してくる。
 香椎はここまでの5試合、9回の逆転劇や延長戦、激しい打ち合いなどギリギリの試合を勝ち抜いてきた。競り合いになると力を発揮する。村上からは多くの得点は望めそうもないだけにエース榊原が踏ん張り、終盤勝負に持ち込んで勝機を見出したい。

◇第2試合(13時30分)
沖学園―福岡大大濠

 西日本短大附、東福岡など優勝候補を破ってきた沖学園に勢いがある。チーム打率は3割に届かないものの、上位から下位までどこからでも得点できるのが強みで、勝負処での集中打が光る。主戦の斉藤はチェンジアップやカーブなど変化球中心の投球を見せ、的を絞らせない。
 福岡大大濠はチーム打率が4割を超える。3番佐藤はここまで打率7割超、5番星子は2本の本塁打を放っており勝負強い。投手陣は1年生左腕・深浦が先発し、中盤以降は継投でしのいできた。深浦は1年生ながら安定した投球を見せるが、投手交代のタイミング、リリーフ陣の出来などがポイントになりそう。中盤以降、点の取り合いになるが予想され、最後までもつれる展開となりそうだ。