第142回九州地区高校野球福岡大会は30日、各パート決勝が北部で2試合、南部で4試合行われ、県大会出場校が出揃いました。この日試合にのぞんだシード校のうち、北部の2校(小倉、九州国際大付)は勝利をおさめましたが、南部の3校(東福岡、福工大城東、筑陽学園)はすべて敗れるという波乱の結果となりました。

 北部のCパート決勝は、シード・小倉と鞍手が対戦しました。試合は投手戦となり1-1のまま延長戦に突入しましたが、延長11回に小倉がサヨナラ勝ちをおさめ、昨秋に続く県大会出場を決めました。
 Dパート決勝はシード・九州国際大付が自由ケ丘と激突。序盤に2点のリードを奪った九州国際大付は6回に5点を奪って大きくリード。自由ケ丘も7回に3点を返して一度はコールド負けを阻止しますが、直後に九州国際大付が6点を追加して8回コールド勝ち。これで昨春、夏、秋、そして今回と4季連続の県大会となりました。

 南部では、小郡市野球場の第一試合でAパート決勝が行われ、昨秋ベスト4の東福岡に福岡が挑みました。福岡は初回に三塁打と内野ゴロで先制すると、4回には二死からの短長打と四球、敵失を絡めて3点を勝ち越し。投げては先発の轡水投手が、8回を除いて毎回のように安打を許しながらも要所を締めて完投。シード校を破る金星を挙げました。同校の県大会出場は、2015年夏以来となります。第二試合のBパート決勝は久留米商が終始、主導権を握って試合を進め、継投で香椎の追撃を退けました。
 久留米市野球場のCパート決勝・福工大城東ー九産大九産の試合は、中盤に激しい点の取り合いとなりましたが、6回に5点を奪って再逆転に成功した九産大九産が、そのまま押し切りました。梅野投手(現ヤクルト)を擁して優勝した2015年秋以来の県大会となります。Dパート決勝は昨春優勝校の九産大九州が、村上投手の好投で昨秋準優勝の筑陽学園に競り勝ち、昨年の春、夏に続く県大会出場を決めました。
 これで9日間にわたって行われた北部・南部大会が終了し、県大会に出場する8校が決定しました。北部の4校は八幡、東筑紫学園、小倉、九州国際大付となり、シード3校がすべて勝ち上がったことになります。一方の南部は福岡、久留米商、九産大九産、九産大九州の4校でシード校は全滅。北部とは対照的な結果となり、夏に向けて混戦模様となっています。

 県大会は4月1日(日)に準々決勝4試合が北九州市民球場で行われ、各試合の勝者4校が九州大会に出場します。

<30日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】(北九州)
Cパート決勝 ※延長11回
鞍手 100 000 000 00=1
小倉 000 100 000 01
=2
Dパート決勝 ※8回コールド
九国大付 101 005 06=13
自由ケ丘 000 000 30=3

【南部】
Aパート決勝(小郡)
福岡    100 300 000=4
東福岡 001 001 000=2
Bパート決勝(小郡)
久留米商 020 005 001=8
香椎  010 003 000=4

Cパート決勝(久留米)
福工大城東 
000 034 000=7
九産大九産 002 045 00X=11
Dパート決勝(久留米
九産大九州 002 010 000=3
筑陽学園
  010 000 000=1