春季大会第8日~県大会にまず八幡、東筑紫学園が名乗り




 大詰めを迎えている第142回九州地区高校野球福岡大会の8日目は29日、北部でパート決勝2試合、南部で4回戦4試合が行われました。北部では八幡と東筑紫学園が勝ち、八幡は2016年秋以来、東筑紫学園は昨秋に続く県大会出場を決めました。南部では福工大城東、筑陽学園の両シードに九産大九州、九産大九産がパート決勝にコマを進めました。

 北部のAパート決勝は飯塚、東海大福岡と強豪校を連破してきた八幡と、3試合を1失点で勝ち上がってきた光陵の公立対決となりました。試合は初回、光陵先発・土井投手の制球難に乗じて先制した八幡が、その後も3本の本塁打などで12得点を挙げて5回コールドで光陵に快勝。県大会1番乗りを果たしました。
 Bパート決勝はシード・東筑紫学園に、3試合29得点の強打・折尾愛真が挑みました。両校の先発投手が立ち上がり制球に苦しみ四死球を乱発。2回を終わって6-5という乱戦となりました。その後、試合は落ち着く中で折尾愛真が2点のリードを得て終盤を迎えましたが、8回に東筑紫学園が代打攻勢で逆転に成功。最終回無死三塁のピンチを凌いで、1点差を守り切りました。

 南部では4回戦の残り4試合が行われました。小郡市野球場の第一試合は、シード・福工大城東と実力校・祐誠が激突。試合は両校無得点のまま延長戦に突入しましたが、延長10回に福工大城東がサヨナラ勝ち。第二試合は九産大九州が、純真に7回コールド勝ちをおさめました。
 久留米市野球場の第一試合は、初回から毎回のように得点を重ねた九産大九産が5回コールドで糸島に完封勝ち。第二試合はシード・筑陽学園が6回コールドで福岡工を投打に圧倒しました。
 この結果、南部のパート決勝の組み合わせは、東福岡ー福岡/久留米商ー香椎/福工大城東ー九産大九産/筑陽学園ー九産大九州となりました。

 地区大会最終日の30日は北部でパート決勝2試合、南部ではパート決勝が一挙に4試合行われ、県大会出場校が出揃います。

<29日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】(北九州)
Aパート決勝 ※5回コールド
八幡 232 05=12
光陵 
002 00=2
Bパート決勝
東筑紫学園  240 000 030=9
折尾愛真 500 020 100=8

【南部】
4回戦(小郡)※延長10回
祐誠      000 000 000 0=0
福工大城東 000 000 000 1=1
4回戦(小郡)※7回コールド
純真     000 000 0=0
九産大九州022 000 4=8

4回戦(久留米)※5回コールド
糸島      
000 00=0
九産大九産 332 11=10
4回戦(久留米)※6回コールド
福岡工 000 000=0
筑陽学園
 150 112=10

 <30日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▽北九州 (パート決勝)小倉―鞍手/九州国際大付ー自由ケ丘


【南部】
▽小郡  (パート決勝)東福岡―福岡/久留米商ー香椎
▽久留米 (パート決勝)福工大城東ー九産大九産/筑陽学園ー九産大九州



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