春季大会第２日～東福岡,城東が快勝発進、春日,真颯館は敗退 |

　第１４２回九州地区高校野球福岡大会の２日目は、北部で２回戦９試合、南部で１回戦２試合と２回戦１０試合の計１２試合が予定通り行われました。シード校３校が登場した南部では東福岡、福工大城東がコールド勝ちで初戦を突破しましたが、春日は久留米商に敗れて初戦で姿を消しました。

　北九州市民球場では光陵が初回に挙げた１点を守り切り、希望が丘に競り勝ちました。青豊も門司大翔館との点の取り合いを制しましたが、昨秋パート決勝進出の真颯館は折尾に逆転で敗れました。中間仰木彬記念球場の第１試合は今大会初の延長戦となり、豊国学園がサヨナラ勝ちで小倉南を破りました。小倉工、折尾愛真も快勝で３回戦へ。筑豊緑地野球場では常磐が嘉穂東に９回サヨナラ勝ち。３回戦はシード・東筑紫学園と対戦します。戸畑工に逆転勝ちの宇美商は、地区大会を除くと２０１２年春季大会以来の公式戦勝利となりました。高稜に打ち勝った田川は３回戦でシード・小倉に挑みます。

　南部では１回戦の残り２試合が行われ、九産大九州が博多工に苦しみながらも終盤に突き放して２回戦へ。福岡工は伝習館に５回コールドで快勝しました。２回戦３試合が行われた春日公園野球場では八女工、武蔵台がコールド勝ちをおさめた後、シード・福工大城東も５回コールドで危なげなく早良を退けました。雁の巣球場では福翔が明善に逆転勝ち。初戦屈指の好カードとなった春日ー久留米商の一戦は、序盤から激しい点の取り合いとなりましたが、乱戦を制した久留米商に軍配が上がりました。小郡市野球場では柏陵、筑紫丘が初戦を突破。昨春センバツ出場の福岡大大濠は２点を先制されましたが中盤以降、得点を重ねて７回コールドで香椎工を破り３回戦へ。久留米市野球場の第２試合に登場したシード・東福岡も、福岡第一を寄せ付けず１２－０の７回コールドで圧勝。浮羽工に逆転勝ちした福岡中央は、３回戦では久留米商と対戦します。

　２３日は北部で２回戦９試合、南部で２回戦8試合が行われ、南部では昨秋準優勝のシード・筑陽学園が初戦を迎えます。

＜23日の試合結果＞
【北部】
▼２回戦（北九州）
光陵１００００００００＝１
希望が丘０００００００００=０
▼２回戦（北九州）
青豊０００２１３２０２＝10
門司大翔館００１０００３１０＝５
▼２回戦（北九州）
真颯館０００００１０２０＝３
折尾　０００００４００ｘ＝４
▼２回戦（中間）※延長10回
小倉南　１４０１０１１０００＝８
豊国学園２２０１０２００１１＝９
▼２回戦（中間）
育徳館　０００００１０１０=２
小倉工　００００４２００ｘ=６
▼２回戦（中間）※5回コールド
田川科技０００００=０
折尾愛真 11０００ｘ=11
▼２回戦（筑豊緑地）
嘉穂東０００１０２０００=３
常磐　００１０００２０１=４
▼２回戦（筑豊緑地）
宇美商０００１０００４２=７
戸畑工２０００２００００=４
▼２回戦（筑豊緑地）
田川１０５００３００３=12
高稜００１０３００１０=５

【南部】
▼２回戦（春日）※5回コールド
福岡農１００００=１
八女工０７６４ｘ=17
▼２回戦（春日）※7回コールド
武蔵台０２０１２３３=11
小郡　０００１００１=２
▼２回戦（春日）※5回コールド
早良　０００００=０
福工大城東７１０１１=10
▼１回戦（雁の巣）※6回コールド
伝習館００００００=０
福岡工００３０２５=10
▼２回戦（雁の巣）
福翔０００００２５００=７
明善０００１０００００=１
▼２回戦（雁の巣）
久留米商２１２３００１３０=12
春日　２０５００００００=７
▼２回戦（小郡）
柏陵１０００２００００=３
山門０００００１０００=１
▼２回戦（小郡）※7回コールド
大牟田北０００００１０=１
筑紫丘　０２０１０５ｘ=８
▼２回戦（小郡）※7回コールド
香椎工　００２００００=２
福大大濠００１０３１４=９
▼１回戦（久留米）
九産大九州４００００００２２=８
博多工　０００００１０１０=２
▼２回戦（久留米）※7回コールド
東福岡１０６０１０４=12
福岡一０００００００=０
▼２回戦（久留米）
浮羽工　２００００００２０=４
福岡中央５０００００３０ｘ=８

　＜24日の試合予定＞※赤字はシード校
【北部】
▽北九州　（２回戦）八幡中央―直方／門司学園ー水産／玄界ー北九州市立
▽光陵ＧＳ（２回戦）福岡魁誠―近大福岡／中間―北九州／星琳ー須恵
▽筑豊緑地（２回戦）鞍手―若松商・遠賀・筑豊・行橋／宗像―八幡南／嘉穂―京都
【南部】
▽春日公園（２回戦）玄洋―浮羽究真館／輝翔館―香椎／久留米高専―博多
▽小郡　　（２回戦）八女農―福岡／筑陽学園―大川樟風
▽久留米　（２回戦）沖学園ー筑紫台／柳川―朝倉／西南学院―八女