2018春季大会展望①北Aパート~飯塚中心も混戦模様




 第142回九州地区高校野球福岡大会(春季福岡大会)の開幕(3月21日)まで、2週間を切りました。各パートを勝ち上がり、県大会で1勝すれば九州大会への出場と夏のシード権が確定する今大会。開幕に先駆け、パートごとに県大会への展望を探ってみたいと思います。

 北部Aパートは、東筑のセンバツ出場によるシード不在のパートとなりました。飯塚を中心に八幡、東海大福岡、北筑、希望が丘、光陵などが県大会出場をうかがいます。
 シードで臨んだ昨秋は4回戦で東筑紫学園に競り負けた飯塚。昨夏ベスト16の主力選手だった大塚、大坪、野崎、片渕らが残る打線は力があります。投手陣も長身の右腕・長坂をはじめ左右多彩な投手を抱え、総合力で一歩リードしています。本命不在のパートに入ったここは、県大会出場のチャンスを迎えました。
 その飯塚を3回戦で待ち受けるのが八幡。秋は3回戦で真颯館に敗れましたが、前チームから江頭、山上と攻守の中心選手が残っており、投手陣の踏ん張りで勝機をつかみたいところです。昨春のセンバツ出場校・東海大福岡は昨秋、初戦で若松に敗れました。甲子園でも活躍した左の好打者・星野がいますが、メンバーが大きく入れ替わっているだけに、新戦力がどこまで伸びているか注目されます。
 もう一つのパートでは北筑、希望が丘、光陵が中心となってきそうです。北筑は左の本格派・鬼塚が投打の中心。秋は制球に苦しみ3回戦で東筑紫学園に敗れましたが、力のある直球と大きなカーブが魅力。自在に操れる制球力がつけば攻略は容易ではありません。希望が丘光陵は昨秋ともに2勝しており、希望が丘は九州国際大付に、光陵は小倉にそれぞれ惜敗。県トップレベルのチームとも十分に戦える力はありそうです。

※校名の赤字はシード校、緑字は本サイトの独断による有力校




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