6日目を迎えた第99回全国高校野球選手権福岡大会は15日、北部で3回戦6試合、南部で3回戦6試合が行われ、12校がパート決勝に当たる4回戦進出を決めました。
北部では、北九州市民球場の第1試合でシード・飯塚が折尾と対戦、9回まで3-4とリードされる苦しい展開でしたが、逆転サヨナラ勝ちで辛くも勝ち上がりました。折尾愛真は、小倉商投手陣の制球難にもつけ込んで初回から得点を重ね、7-0で8回コールド勝ち。4回戦は昨秋延長戦で敗れた東海大福岡と激突します。筑豊緑地野球場の第1試合は投手戦となり、苅田工が1-0とリードして終盤へ。8回に門司大翔館が追いつきましたが、苅田工が9回サヨナラ勝ちを納めました。第2試合はシード・古賀竟成館が嘉穂東と対戦、この試合も1点を争う好ゲームに。9回表に嘉穂東が追いつきましたが、最後はサヨナラ勝ちで古賀竟成館に軍配が上がりました。
光陵グリーンスタジアムでは、シード・東海大福岡が登場。エース安田投手に代わり佐田投手が登板しましたが高稜を5回コールドで破り、危なげなく勝ち上がりました。自由ケ丘と星琳の一戦は、自由ケ丘が序盤に5点のリードを奪いますが、星琳が中盤以降、反撃して8回に逆転。自由ケ丘も9回裏に3点を返して1点差まで追い上げましたが、力尽きました。
南部では、春日公園野球場でシード・祐誠が玄洋に7回コールドで快勝。前日に続いての連戦となった筑紫は山田、渡辺の継投で三池工に完封勝ちを果たしました。
小郡市野球場では、序盤からリードを広げた筑紫中央が福岡を7-4で破り4回戦へ。西日本短大付は西投手が久留米を3安打完封、7回コールドで順当に勝ち上がっています。
久留米市野球場では東福岡が終盤の沖学園の追撃を振り切って2年ぶりの県大会まであと1勝と迫りました。第2試合は春日が3投手の継投で福岡中央を1点に抑え、8-1の7回コールドで快勝しています。
大会7日目の15日は、北部・南部とも3回戦4試合が行われます。ここまで16校のうち14校が勝ち残っているシード校は4校登場し、北部は東筑と九州国際大付、南部は九産大九州、福工大城東が4回戦進出をかけた試合にのぞみます。
<14日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
▼3回戦(北九州)
折尾 202 000 000=4
飯塚 101 100 002=5
▼3回戦(北九州)※8回コールド
小倉商 000 000 00=0
折尾愛真 121 020 01=7
▼3回戦(筑豊)
大翔館 000 000 010=1
苅田工 010 000 001=2
▼3回戦(筑豊)
嘉穂東 020 000 001=3
竟成館 020 000 101=4
▼3回戦(光陵GS)※5回コールド
高 稜 000 00=0
東海大福岡 225 01=10
▼3回戦(光陵GS)
星 琳 000 022 042=10
自由ケ丘 110 310 003=9
【南部】
▼3回戦(春日)※7回コールド
玄洋 000 000 1=1
祐誠 311 100 2=8
▼3回戦(春日)※7回コールド
筑 紫 010 000 001=2
三池工 000 000 000=0
▼3回戦(小郡)
福 岡 001 003 000=4
筑紫中央 230 200 00x=7
▼3回戦(小郡)※7回コールド
久留米 000 000 0=0
西短大付 020 330 x=8
▼3回戦(久留米)
沖学園 000 000 021=3
東福岡 100 000 31x=5
▼3回戦(久留米)※7回コールド
春 日 320 000 3=8
福岡中央 000 000 1=1
<15日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】(3回戦)
▽北九州 東筑―戸畑/九州国際大付―東筑紫学園
▽筑豊 八幡中央―八幡工/八幡南―水産
【南部】(3回戦)
▽春日 九産大九州―西南学院/南筑―九産大九産
▽小郡 小郡―香住丘/福工大城東―香椎
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