1日順延となった第99回全国高校野球選手権福岡大会は9日、熱戦の火ぶたが切って落とされました。予定されていた試合のうち南部の11試合は雨天順延となりましたが、北部では予定通り2回戦12試合が行われました。なお、各球場の第1試合の前には、小学生による始球式が行われました。

 シード校3校がそろい踏みとなった北九州市民球場では、まず八幡が鞍手と対戦。序盤から激しく点を取り合う展開となりましたが、同点で迎えた9回裏に鞍手の4番安田にサヨナラ本塁打が飛び出し、劇的な幕切れとなりました。第2試合は小倉工が鞍手竜徳に先制点を許しましたが、2回以降に着実に得点を重ねて5回コールド勝ちで初戦を突破。第3試合では真颯館が5回まで0-1とリードされましたが、6回に逆転するとその後は一気に突き放し、8回コールドで宗像を下しました。
 光陵グリーンスタジアムでは第1試合で光陵が7回に逆転すると、そのまま逃げ切って昨夏ベスト16の育徳館を撃破。第2試合では若松が堅守を生かして福岡講倫館を破り、第3試合では京都が8回コールドで田川科技に快勝しています。
 筑豊緑地野球場では、2年ぶりの夏の大会出場となった遠賀が若松商との連合チームとして青豊に挑みましたが、無念の5回コールド負け。第2試合では東鷹が7回に2点差を追いつくと8回に勝ち越して、玄界に鮮やかな逆転勝ちをおさめました。第3試合では北九州市内大会ベスト4の常磐が門司学園を逆転で下して3回戦にコマを進めました。
 桃園球場では第1試合で直方が4点差を跳ね返し、7回コールドで築上西を破りました。第2試合では、筑豊・行橋の連合チームが昨夏ベスト8の北九州と対戦。3回まで両校無得点と競り合いましたが、4回以降小刻みに得点を重ねた北九州が7回コールドで初戦を突破しました。第3試合ではノーシードながら好投手・中野を擁する小倉が、北九州市立に7回コールドで快勝。次はシード・真颯館との大一番を迎えます。

 大会2日目の10日は、北部で2回戦8試合、南部で1回戦6試合、2回戦6試合が行われます。北部はシードの飯塚とセンバツ出場校の東海大福岡が登場。南部でも同じくセンバツ出場の福岡大大濠が初戦を迎えるほか、シード・福島は三井と対戦します。

<9日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
2回戦(北九州)
八幡 200 103 000=6
鞍手 210 102 001=7
2回戦(北九州)※5回コールド
鞍手竜徳 100 00=1
小倉工  072 3x=12
2回戦(北九州)※8回コールド
真颯館 000 002 26=10
宗 像 001 000 00=1
2回戦(筑豊緑地)
光 陵 003 000 200=5
育徳館 012 001 000=4
2回戦(筑豊緑地)
若  松 100 100 200=4
福岡魁誠 000 000 010=1
2回戦(筑豊緑地)※8回コールド
田川科技 000 000 00=0
京  都 005 100 01=7
2回戦(光陵GS)※5回コールド
青  豊 643 01=14
若商遠賀 000 00=0
2回戦(光陵GS)
東鷹 000 000 210=3
玄界 002 000 000=2
2回戦(光陵GS)
常  磐 000 010 320=6
門司学園 001 000 000=1
2回戦(桃園)※7回コールド
直 方 000 731 0=11
築上西 040 000 0=4
2回戦(桃園)※7回コールド
筑豊行橋 000 000 0=0
北九州  000 114 1=7
2回戦(桃園)※7回コールド
小   倉 103 010 4=9
北九州市立 000 001 1=2

 <10日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】(2回戦)
▽北九州 飯塚―近大福岡/門司大翔館―北九州高専/高稜―希望が丘
▽中間  東海大福岡ー北筑/小倉商―田川
▽桃園  西田川―折尾/苅田工―小倉東/須恵―折尾愛真
【南部】
▽春日 (1回戦)八女工―八女農/(2回戦)福岡大大濠―純真/修猷館―福岡講倫館
▽小郡 (1回戦)大川樟風ー九産大九産/(2回戦)福岡舞鶴―福岡西陵/(1回戦)浮羽究真館ー三池
▽久留米(1回戦)柳川―博多/香椎工―香住丘/(2回戦)山門―城南
▽大牟田(1回戦)筑紫―久留米高専/(2回戦)福島ー三井/早良―八女