春季大会第10日~大牟田・福工大城東・飯塚・九国大付がベスト4




 春季高校野球福岡大会10日目を迎えた31日は、県大会(準々決勝)4試合が行われ、ベスト4が出揃いました。

 小郡市野球場の第一試合はそれぞれ好投手を擁する折尾愛真大牟田が対戦しました。試合は2点を先制した大牟田に対し、折尾愛真が7回に1点差に迫る競り合いとなりましたが、8回裏に決定的な2点を奪った大牟田が4-1で投手戦を制しました。大牟田はこれで南部大会から5試合で失点はわずか4点。投手を中心とした堅守が光ります。続く第二試合、シード・新宮福工大城東の一戦も1点を争う試合となりましたが、福工大城東が2回に挙げた3点を守り切り3-2で勝利を収めました。新宮は昨年秋に続き県大会初戦で敗れましたが、秋に続くベスト8入りを果たし、夏のシード権をほぼ手中にしています。

 久留米市野球場では第一試合・飯塚が、ノーシードから混戦を勝ち上がってきた八女の挑戦を受けました。試合は3回以降に得点を重ねた飯塚が8-0の7回コールドで快勝、同校も夏のシードをほぼ確定させました。第二試合は昨年夏の優勝校・九州国際大付九産大九産の試合は序盤から点の取り合いとなりましたが、5回に再逆転をした九州国際大付が7回にも貴重な追加点を挙げ、6-4で九産大九産を振り切りました。

 この結果、ベスト4は大牟田、福工大城東、飯塚、九州国際大付の4校となりました。シード校や有力校が早々と敗れる波乱含みで進んだ今大会ですが、結果として甲子園出場経験のある私立4校が残りました。ちなみに昨年秋のベスト4(九産大九州は不出場のため実際は3校)は1校も残っていません。
 九州大会出場をかけた準決勝は大牟田ー飯塚、福工大城東ー九州国際大付の顔合わせとなります。中2日の休養日を挟み4月3日(金)に春日公園野球場で行われる予定です。準決勝に勝てばその時点で九州大会に出場が決定、敗れても4月4日の3位決定戦に勝てば九州大会出場となります。

【大会10日目/3月31日・火】
 <県大会>
小郡
折 尾 愛 真 000 000 100 1
大 牟 田 000 200 02X 4
福工大城東 030 000 000   3
新   宮 000 020 000 2

久留米
飯   塚 001 142 0   8
八   女 000 000 0     0 (7回コールド)
九 国 大 付 021 020 100 6
九産大九産 003 100 000 4

 

2015春季福岡大会31

【大会第11日(4月3日)の試合】
<県大会>(春日公園)大牟田ー飯塚/福工大城東―九州国際大付

 

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