’26春季大会展望④南Bパート~大濠に若葉,筑陽,九州などが挑む




南部Bパートも強豪私立が割拠する激戦区となりました。

福大大濠・波多江

シード・福岡大大濠は昨秋の準優勝校。下手投げエースの波多江は110キロ台の直球を絶妙なコントロールで内外角に配し、90キロ台の変化球を低めに集めて打ち取っていきます。昨秋は準々決勝で東筑、準決勝で久留米商と連続完封。九州大会では熊本工を7回3安打2失点に抑えながら敗れました。しり上がりに調子を上げるタイプだけに、序盤をどう乗り切るかがポイントになります。打線は左の好打者・平岡が先陣を切り、小峰、大隅(1年)西(同)の強力な中軸につなぎます。昨秋のパート決勝・西日本短大附戦では三度許したリードを跳ね返すなど反発力もあり、九州国際大付不在のここは有力な優勝候補です。

福大若葉・浦野

ただ、その福岡大大濠の行く手には、多くの難敵が待ち受けます。順当なら3回戦で当たりそうなのが福岡大若葉。昨夏、優勝した西日本短大附を相手に好投した1年生左腕の浦野がチームの浮沈を握ります。西短との再戦となった昨秋は制球を乱し、守備の乱れもあって途中降板しましたが、長いリーチを生かしてスリークォーター気味に投げ込んでくる130キロ台なかばの直球、スライダーは特に左打者にとって厄介な球。打線は前チームから中軸を担う本夛を中心に粘り強く、西短戦でも1-7から7-9まで追い上げました。相手が強くなるほど力を発揮するチームで、しぶとく食らいついてきます。

筑陽学園・高倉

筑陽学園は左腕高倉を中心とした守りのチーム。高倉は上背はそこまでありませんが真上から投げ下ろす角度のある直球を軸にカーブ、スライダーと緩急をつけた投球が持ち味です。昨夏、1年生ながらショートで出場した鵜口、昨秋の香椎工戦で一発を放った師岡など1年生に好打者を揃えます。昨秋はパート決勝で大牟田に1点差で競り負けましたが、実力的にはシード校と遜色ありません。

九産大九州・中原

九産大九州は中原、吉冨と左の軟投派2人を擁します。いずれも変化球を低めに集め打たせて取っていく投手。昨秋はパート決勝まで進出し、福工大城東戦も5回まで5-0とリードしながら逆転負け。守備の乱れをきっかけに流れを渡してしまいましたが、守りからリズムをつくってペースを握ると怖いチームです。

この4校を中心としたベスト8争いが繰り広げられそうですが、前チームの主力を複数残し昨秋2勝の城南、昨秋4強の久留米商と接戦を演じた糸島、積極的に足をからめた攻撃を見せる西南学院、昨夏の筑後地区新人大会準優勝の久留米なども上位進出を狙います。

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