第107回全国高校野球選手権福岡大会は18日㈮、5回戦4試合が予定されていましたが雨天順延となりました。19日㈯の4試合は、いずれもシード校とノーシード校による南部対決。簡単に見どころを探ってみたいと思います。
【久留米】
▽第1試合 西短大附-福大若葉
‣チーム打率 .327 .241
‣チーム防御率 0.00 1.15
優勝候補筆頭の西日本短大附に、昨夏4強の福大若葉が挑みます。福大若葉は浦野(1年)川村(2年)と左の好投手を揃えており、左打者の多い西日本短大附がどう対応していくか注目されます。西日本短大附の強力打線は4回戦の北九州市立戦でもよく振れており好調。この2試合は左腕の原がほとんど投げており、エース中野の休養も十分。西日本短大附の優位は動きませんが、強豪相手にになると俄然、力を発揮するのが福大若葉。東海大福岡戦では激しい試合を延長12回の末にものにしており勢いがあります。タイブレークは昨夏から3戦負けなしと得意にしているだけに、終盤までもつれた試合になると福大若葉にも勝機が巡ってきそうです。
▽第2試合 福岡第一-福島
‣チーム打率 .300 .240
‣チーム防御率 2.81 0.33
福島のエース古賀は、ここまで3試合25イニングスを投げ34奪三振を記録。奪三振率は12.24にのぼります。その古賀投手が福岡第一打線をどこまで抑えることができるかが、試合の大きなポイントとなりそうです。福島のチーム打率は.240にとどまりますが、福岡第一の投手陣も4回戦の嘉穂東戦では10四死球を出すなど不安を残しており、付け入るチャンスはありそう。ロースコアの競り合いにもちこんで勝機を探りたいところです。
【小郡】
▽第1試合 東福岡-春日
‣チーム打率 .317 .345
‣チーム防御率 1.13 1.08
春日は矢野(1年)~占部(2年)という若い投手による継投で勝ち上がってきました。ともに制球にすぐれ安定感があります。打線では3番三嶋(11-5)、5番井河(10-5)らが好調。谷・近藤という2枚看板を擁する東福岡もここまで2試合で2失点と守りは堅く、打線も一発を放っている3番山本ら上位打線がよく当たっており、盗塁8を記録するなど足を使った攻撃もみせています。安定感のある両校投手陣をそれぞれの打線がどう攻略していくか、継投のタイミングも含めて注目されます。
▽第2試合 久留米商-福岡工
‣チーム打率 .414 .274
‣チーム防御率 0.00 1.69
2試合連続完封勝ちの久留米商は、絶対的エース・持地が福岡工の前に立ちはだかります。打線も4回戦の高稜戦では11得点のビッグイニングを生みだすなどチーム打率は4割を超えており、上位を中心によく当たっています。福岡工もエース松尾が安定してますが、すでに4試合に登板し300球以上投げているだけに懸念されされるのはスタミナ面。福岡工としては3番井田(13-7)、4番赤川(14-8)と打率5割を超える絶好調の2人を中心に松尾を援護し、逆転勝利をおさめた折尾愛真戦のように終盤勝負に勝機を見出したいところです。
*打者名のあとの(○-○)は(○打数○安打の略)

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