毎回の14安打を放った春日が明善を圧倒、7回コールド勝ちをおさめた。
▼3回戦(12日・小郡)⇒試合記録
明善 000 010 0 =1
春日 201 003 2x=8
(7回コールド)
【明】本田→高田→笠→長嶋→牟田
【春】矢野→占部
春日は初回二死後、三嶋がレフト右を破る二塁打で出塁し、岩﨑の中前打で生還した。さらに井河四球のあと中島も中前適時打を放ち、この回2点を先制した。3回は一死から井河中前打、中島センター左への二塁打、永野四球で一死満塁とし、江口の左前打で1点を加え、明善先発の本田をKOした。

6回は1番信國が一塁内野安打、田中四球で無死一、二塁。三嶋が送ったあと岩﨑の中前打で2者が生還した。さらに岩﨑が暴投で二進し、井河の遊内野安打で一死一、三塁とし中島の左犠飛でこの回3点を追加した。
7回は遊ゴロ失で出た江口を占部が送り、信國四球、田中死球で一死満塁から三嶋の中犠飛で江口が生還。岩﨑四球で二死満塁とし、井河が左前打を放ってコールド勝ちを決めた。
4回まで1安打に抑えられていた明善は5回、6番野崎が四球で出塁。さらに大崎も四球を選び、ここで代わった占部から田中(桜)が送りバントを決めて一死二、三塁とし、江﨑が三塁前にセーフティスクイズを決めて1点を返した。7回は5番矢木が左前打、野崎も左前に落とし大崎が送って一死二、三塁としたが、代打吉田が二直併殺打。矢野~占部の継投の前に4安打に抑えられ、反撃できなかった。
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明善の先発はエースナンバーを背負う2年生の本田。右サイドハンドから外角低めにスライダーを落としてくる軟投派投手だ。初回は4球で2つのアウトをとったが、三嶋以下に四球を挟む3連打を浴びて2失点。低めのきわどい球を見極められ、ストライクを取りにいったところを叩かれた。3回にも四球を挟んで3連打を浴び、0-3となったところで降板。2回途中、6安打3四球という内容だった。大振りせず引き付けてセンター方向に打ち返した春日打線が見事だった。

2番手にはレフトから同じく2年生の高田がマウンドへ。直球もよく走り、縦に落ちてくるスライダーも鋭い。一死満塁の場面で登板したが後続を断つと、4回5回も無失点に抑えて一旦は試合を落ち着かせた。
対して春日の先発は1年生の大型右腕・矢野。直球、カーブとよく制球され、ストライク先行の安定した投球をみせた。4回まで内野安打1本、四死球1つという内容。5回に連続四球を出したところで降板したが、先発の役割を十分に果たして2年生エースの占部につないだ。

占部は無死一、二塁から犠打2つで1点を許したが、安定感のある投球で6回は三者凡退。7回は連打と犠打で二、三塁のピンチを背負ったが代打吉田を二直併殺に仕留めて得点を許さない。直球にスライダーを交え、速いテンポでストライクをポンポンと取っていった。

3-1と春日2点リードのまま6回へ入ると、2巡目に入った春日打線が高田を捕らえ始める。信國の一塁強襲安打、四球などで一死二、三塁の好機をつくり、4番岩崎が第一打席に続く中前適時打で2点を追加。さらに井﨑の遊内野安打と中島の犠飛で1点を加えて6-1。占部の出来からして決定的な3点となった。打っては14安打、投げては被安打4の1失点。総合力で勝る春日が、危なげなく勝ち切った一戦となった。
ただ明善は本田、高田の2投手、2本のクリーンヒットを放った矢木など2年生の多いチームだ。さらに目に留まったのが9番江﨑のバント技術。腰をしっかりと落として確実に決めてくる。第一打席は三塁前に、チャンスで回ってきた5回は三塁前にセーフティスクイズを決めたが、打球の殺し具合、転がす場所と文句なし。今大会はバント失敗が目立つが、お手本となるようなバントをみせてくれた。この江﨑も2年生だ。秋以降、新チームの戦いぶりに注目したい。


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