城東が福岡第一下す、北九州地区は4強決まる~がんばれ福岡2020

 第102回全国高校野球選手権福岡大会の代替大会「がんばれ福岡2020」は30日(木)、北九州地区で準々決勝3試合、福岡地区で3回戦3試合が行われ、北九州地区でベスト4、福岡地区でベスト8が出揃いました。

 雨によるノーゲームや引き分け再試合で三度目の対戦となった九州国際大付ー自由ケ丘の一戦は、吉田の先頭打者本塁打などで序盤から着実に得点を重ねた九州国際大付が5-1で快勝。真颯館は北筑の終盤の追い上げを振り切り、打撃戦を制しました。門司学園ー戸畑工は延長タイブレークにもつれこみましたが、門司学園が10回裏サヨナラ勝ち。これで準決勝のカードは「北九州市立ー九州国際大付」「真颯館ー門司学園」に決まりました。

 福岡地区では、降雨ノーゲーム、引き分け再試合が続いていた福工大城東と福岡第一が四度目の激突。福工大城東は初回に4試合目で初となる得点を挙げると、3回、8回にも追加点を奪ってリードを広げ、投げては西野投手が強打・福岡第一打線を完封。昨秋決勝の雪辱を果たしました。猛打で昨秋の福岡大会を制した福岡第一でしたが今大会は予選リーグも含めて打線が振るわず、涙をのみました。福工大城東は準々決勝で九産大九州と対戦します。
 糸島は初回に3点を失いましたが、2回以降小刻みに得点を重ねて筑紫台に逆転勝ち。九産大九産はコールドゲーム直前の7回に福岡講倫館の反撃を受けましたが辛うじて逃げ切り、それぞれベスト8入りを決めました。準々決勝で糸島は福岡大大濠と、九産大九産は春日と対戦します。

(30日の結果)—————————————————–
がんばれ福岡2020 北九州地区高校野球大会
▼準々決勝
九国大付 110 210 000=5
自由ケ丘 000 000 001=1
【九】山本、柳川ー斎藤
【自】田中、安田、鶴村-松尾、東田
〔本〕吉田(九)〔二〕浜野(九)鶴村(自)
▼準々決勝
北筑  011 000 321= 8
真颯館 403 001 20x=10
【北】井生、中野、花田ー谷、遠竹
【真】松本翔、大橋、井上、山本-笹原
〔二〕村岡、前川(北)菊池、瀬戸内、高市(真)
▼準々決勝 ※延長10回タイブレーク
戸畑工  003 010 000 0=4
門司学園 000 210 010 1=5
【戸】杉山、立山ー森
【門】小林-水野
〔三〕森(戸)〔二〕森(戸)小林(門)

<がんばれ福岡2020 福岡地区高校野球大会
▼3回戦
福工大城東 201 000 010=4
福岡第一  000 000 000=0
【一】西野ー誉田
【城】石橋、荒木、井川-岸本
〔二〕松永、内田、清松(城)三谷(一)
▼3回戦
糸島  010 010 110=4
筑紫台 300 000 000=3
【糸】来島、山本ー楢崎
【筑】武田、漆谷-高松
〔本〕杉浦、山本(糸)城谷(筑)〔二〕山本(糸)武田2(筑)
▼3回戦
福岡講倫館 000 000 410=5
九産大九産 212 200 00x=7
【福】土谷、中田、土谷ー河内
【九】深川、中村、佐藤、神代-田中
〔本〕栗岡(福)〔二〕渡辺、芳賀、川内(福)元村2、田中2(九)

 

 

 


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