3回、4回に長打攻勢で大量得点をあげた東筑が、深町~加納の継投で古賀竟成館を1点に抑えて7回コールド勝ちを収めた。
東筑は3回、橋元が中前打で出塁すると平山の三ゴロ失で無死一、二塁。筋田が送って一死二、三塁とし、河野の投ゴロで三走が飛び出して挟殺されたが、二死一、二塁から梶原の右前打で先制した。さらに二死一、三塁から中谷四球で満塁とし、佐藤の右越え二塁打で3点を追加(佐藤も送球間に三進)。続く高橋の中前打で佐藤も還ってこの回5点をあげた。

4回はこの回から登板した福田に対し、一死から平山が左越え本塁打。筋田右前打のあと河野にも右越え本塁打が飛び差して8-0とした。6回は河野四球のあと、梶原の中前打をセンターがはじく間に河野が一気に還ってダメ押しの1点を加えた。
古賀竟成館は初回二死から塚本が中前打を放ち、けん制悪送球で二進したが團野が三振で先制機を逃した。その後は4回二死から福田の左越え本塁打で1点を返すにとどまり、深町~加納の継投の前に散発4安打に抑えられた。
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| 第157回九州地区高校野球福岡大会 4回戦 (2025年9月26日・金/北九州市民球場) |
| チ 一二三四五六七八九 計 HE 球犠振盗残 東 筑 0053010 9112 73019 古賀竟成館 0001000 1 43 00913 (7回コールド) 東 筑 年 打安点 1 2 3 4 5 6 7 (捕)平 山② 321 四球 三失左本四球 左安 (二)筋 田➁ 210 投ギ 三ギ右安左飛 四球 (一)河 野➀ 412 三ゴ 投ゴ右本 四球中飛 (一 五十嵐➁ 000 (左)梶 原➁ 321 四球 右安一ゴ 中安 (中)中 谷② 200 三ゴ 四球二ゴ 四球 (右)佐藤太➁ 313 三ゴ右2 右飛捕ギ (三)高 橋① 311 一ゴ中安 一ゴ (打 香 月➁ 100 右飛 (投 加 納➀ 000 (投遊)深町➁ 410 右飛中飛 左安右飛 (遊三)橋元➁ 420 中安二ゴ右安 左飛 投手 回 安球振責 球数 深町 5 3081 69 加納 2 1010 18 ——————————————————————————————————- 古賀竟成館 年 打安点 1 2 3 4 5 6 7 (右)稲 嶺② 310 一ゴ 一安 三振 (二)大内田➁ 300 三振 三振 三ゴ (捕)塚 本➁ 310 中安 一ゴ 二ゴ (一)團 野② 300 三振 三振 二飛 (中投中投中) (一)福 田➁ 321 三邪 中本 右安 (左)元 田➀ 300 三ゴ 三飛 二併 (遊)渋 田➁ 300 一ゴ 振逃 三振 (投中)松岡➀ 200 投直 捕邪 (投 櫻 木➁ 000 投中投 森本➀ 000 (三)葉 山➁ 200 三振 三振 投手 回 安球振責 球数 松岡 3 4300 58 福田 2.0 6304 56 櫻木 0.1 0000 2 森本 0.1 0000 2 福田 1 1100 16 森本 0.1 0000 6 ——————————————————-———————————————— ▼試合時間/9:21~11:08 ※公式記録ではありません ※打者名の下線は左打ち、投手名の下線は左投げ、打撃成績の下線は打点あり |
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前チームから深町~平山のバッテリーをはじめ経験ある複数の投手が残り、8月の北九州地区の新人大会では九州国際大付などを破って優勝。今大会の優勝候補の一角を占める東筑が危なげなく勝ち上がった。
先発はエース深町。130キロ台後半(この日最速139キロ)の直球に鋭く落ちるスライダーのコンビネーションが冴えた。ストライク先行の投球でテンポよく投げ、5回までに9奪三振。4回に福田に一発を浴びたが、それ以外に打たれたヒットは内野安打を含め2本だけ。四死球を与えることもなくスキのない投球をみせた。
6回からは1年生の右腕・加納。130キロ前後の直球(同131キロ)にスライダーを交えて、こちらもテンポの良い投球。7回に福田に右前打を許したが続く元田を併殺に打ち取り、2イニングスを18球で片付けた。
打線は1、2回と古賀竟成館の左腕松岡を打ちあぐんでいたが、3回に集中打で一気に5点を奪った。先制打は梶原。前チームでは投打の二刀流を務めていたが、新チームでは打者に専念しているようで4番に座る。一死二、三塁から河野の投ゴロで三走が飛び出し二死一、二塁となってチャンスがしぼみかけたところで打席に入り、低めのスライダーを一二塁間に運び4番の仕事を果たした。満塁となって佐藤(太)は高めの直球の逆方向に運びを走者を一掃。1年生の高橋も投手足元を抜く中前適時打で一気に畳みかけた。
4回は長打攻勢。この回からマウンドに上がった右腕福田の135キロの直球を平山が左翼席に運ぶと、筋田を一塁に置いて1年生の3番河野が129キロの直球をライナーで右翼席に打ち込んだ。軟投派左腕と力投派の右腕、タイプの違う投手から9点を奪って勝負を決めた。
古賀竟成館の先発松岡は110キロ台(同119キロ)の直球に100キロ台後半のスライダーを低めに集める左腕。2回まではしのいだが、2巡目に入った3回につかまった。梶原に低めのスライダーをうまく一二塁間に運ばれたあと四球で走者をため佐藤、高橋に甘く入った直球を叩かれた。
4回にはセンターから福田がマウンドへ。130キロ超(同136キロ)の直球を投げる右腕で、ブレーキの利いたスライダーもあるが、代わりばなに2本の本塁打を浴びた。6回途中まで投げて被安打6。力投したが少しでも高く入ると逃さない東筑打線を抑えられなかった。6回に1点を失い二人の走者を残したところから投手を小刻みにつなぎ、10点差がつくのを防ぐのが精一杯だった。
打線は深町の直球を芯で捕らえる場面もあったが、野手の守備範囲内にとどまった。5番福田が4回に133キロの直球を左翼席に運び、7回にも加納からライト右へのヒットを放って意地を見せるにとどまった。