大詰めを迎えている春の各地区大会は29日(木・祝)に4地区で予定されていた12試合が雨天順延となり、5月1日(土)に北九州、福岡中央地区で準々決勝の計7試合、2日(日)に北九州、福岡中央、筑後の3地区で準決勝5試合(北九州地区の1試合は雨天順延)が行われました。筑後地区では八女工と西日本短大附、北九州地区では東筑紫学園、福岡中央地区では嘉穂と飯塚がそれぞれ決勝に進出しました。
3日(月・祝)には北九州地区で順延となった準決勝1試合、筑後地区では決勝が行われます。
【筑後地区】2日(日)に準決勝2試合が大牟田延命球場で行われました。第一試合は両校2桁安打を記録する打撃戦となりましたが、八女工が三井の追撃を振り切って決勝へ。第二試合は4番林の本塁打などでリードを奪った西日本短大附が、7回裏に8番今田の3点本塁打で祐誠に7-0でコールド勝ちを収めました。八女工-西日本短大附の決勝は、引き続き3日に大牟田延命球場で行われます。
【北九州地区】1日は準々決勝4試合が行われました。北九州市民球場の第一試合は小倉工・笠継、東筑・大越の両投手による投手戦となり、2回にスクイズと敵失で挙げた2点を笠継投手が10安打を浴びながらも守り切り、小倉工が2-0で競り勝ちました。第二試合は11安打に7四死球を絡めて小刻みに得点を重ねた戸畑が、金田-松山の継投で八幡工の追撃を退けて4-2で勝利。大谷球場では東筑紫学園が折尾を8回コールドで下し、昨秋4強の北筑は、春8強の八幡を中盤に逆転、最後は1点差で逃げ切りました。2日は準決勝が行われ、第一試合は序盤からリードを広げた東筑紫学園が小倉工の追い上げをしのいで5-3で決勝へ。第二試合の戸畑-北筑は雨天順延となり、3日に北九州市民球場で行われます。