2016年ドラフト会議が10月20日に行われ、5人がプロ志望届を提出していた福岡の高校生のうち、梅野雄吾投手(九産大九産)がヤクルト3
梅野投手を指名したヤクルトは、1位指名の寺島(履正社)以下、4位までが投手。今年は2桁勝利を挙げた投手がおらず、小川以外の先発陣は山中、石川、成瀬などのベテランが中心で、梅野投手には若手の即戦力としての期待もか
なお、かつて福岡県の高校に所属していた選手も3人、今回指名されました。いずれも大学4年生、2012年に福岡で最後の夏を戦いました。
【阪神2位】小野泰己(折尾愛真→富士大/投手/右投げ右打ち)
<3年春:準々決勝1-2九国大付、3年夏:2回戦1-2鞍手竜徳>
【楽天3位】田中和基(西南学院→立教大/外野手/右投げ両打ち)
<3年春:3回戦0-1福岡、3年夏:3回戦1-8福岡大大濠>
【DeNA6位】尾仲祐哉(高稜→広島経済大/投手/右投げ左打ち)
<3年春:3回戦3-6直方、3年夏:1回戦2-5中間>
いずれも甲子園出場経験のない私立校出身で、高校時代は実績が残せませんでしたが、大学に進学してから素質が開花しました。折尾愛真、高稜から初のプロ野球選手誕生となりそうです。
これから入団交渉が始まりますので、正式に契約を結んで背番号などが決まった段階で、改めて紹介したいと思います。
※育成枠でも福岡の高校出身の選手二人が指名されてましたので、追記しておきます。
【オリックス育成1位】張奕(福岡第一→日本経済大/外野手/右投げ右打ち)
<3年春:不戦敗、3年夏:決勝2-4飯塚>
【ヤクルト育成1位】大村孟(東筑→福岡教育大→九州三菱自動車→石川ミリオンスターズ/捕手/右投げ左打ち)
<3年春:3回戦3-4嘉穂、3年夏:準々決勝1-8九州国際大付)
張選手は日本ハム・陽岱鋼の従弟にあたり、陽と同じ福岡第一の出身。高3の2012年夏は1番右翼でチームをけん引し、福岡大会決勝まで勝ち進みましたが決勝で飯塚に惜敗、甲子園まであと一歩及びませんでした。決勝では3番手としてマウンドにも上がり、6イニングスを投げています。
大村選手は高3の2009年夏、東筑の4番捕手として準々決勝進出に貢献。福岡教育大から九州三菱自動車を経て、今年からBCリーグの石川でプレーしてきました。強肩や配球など、捕手として高い評価を受けています。