もう一方のパートでは、まず真颯館が有力です。昨年夏もほぼ1年生だけで戦い1勝。1年生とはいえ、2013年のU15日本代表に選ばれたエース・岡を中心にした逸材が揃い注目を集めます。秋はパート決勝まで進出し、夏のシード争いでは他校をややリード。この大会でも少なくもパート決勝まで勝ち進み、シード権獲得に向けてさらにポイントを上積みしたいところでしょう。2回戦での対戦が見込まれる八幡戦が最初の山場になりそうです。真颯館・岡、八幡・杉本の両左腕の投げ合いが見ものです。
前チームのレギュラーが複数残る小倉の昨年秋は、3回戦で新宮に足元を救われました。今回は順当にいけば2回戦で昨秋に強打でパート決勝まで進んだ小倉西がまず立ちはだかります。さらに真颯館、そして自由ヶ丘・八幡南・折尾愛真などの勝者が待ち受けるなど、なかなか厳しい戦いになりそうです。
どこが勝ちあがってもおかしくないパートといえます。好チームが多いですが、県大会への切符は一枚。どの試合も目が離せない激しい戦いとなりそうです。