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’26春季大会展望③北Bパート~東筑軸も実力校が集結する激戦区

北部Bパートはシード東筑が軸ですが、実力校がひしめく激戦区となりました。

東筑・深町

東筑は前チームから深町~平山のバッテリーなど経験者が複数残り、8月の北九州地区の新人大会では九州国際大付などを破って優勝。期待された秋の大会でしたが、準々決勝で福岡大大濠に完封負けを喫しました。深町は140キロ前後の直球に鋭く落ちるスライダーがあり、完成度の高い投手。1年生右腕の加納も直球にスライダーを交えて安定感のある投球をみせます。打線も平山、河野(1年)梶原ら長打力のある打者が並び破壊力は十分。秋は〝点火〟まで時間を要する試合も目につきましたが、それでも総合力の高さでベスト8の最右翼です。

真颯館・原田

真颯館は昨秋、初戦で九州国際大付に6回コールド負け。今夏を最後に末次監督の退任が決まっていることもあってか1年生部員はわずか2名。秋は13名で戦いました。限られた戦力のなかエースで3番の原田(昊)が投打の柱。直球とカーブの緩急で勝負する右腕で制球力も悪くありません。末次監督の下でのラストイヤー、どのような戦いぶりを見せてくれるでしょうか。

北筑・満行

東筑と反対のパートは熾烈な争いになりそうです。北筑は昨秋、戸畑に対し6-1とリードしながらの逆転負け。大型右腕の満行は140キロ前後の直球に縦に落ちてくるスライダーを武器に三振の取れる投手。戸畑戦では終盤に制球を乱しましたが、力強い投球をみせました。打線も一発を放った5番山口など勝負強さが光ります。上位進出には満行のほかに計算できる投手がもう一人欲しいところ。

その北筑と初戦でぶつかるのが東海大福岡です。前チームから主戦としてマウンドに上がってきた納富は、変化球を低め安定感があります。野手はほぼ全員が入れ替わりましたが選手層の厚さでやはりベスト8候補の一校。シード校としてのぞんだ昨秋は初戦で九州国際大付にサヨナラ負けを喫しましたが、巻き返しを図ります。

小倉・加藤

秋の再戦となる小倉―近大福岡も好カード。昨秋の小倉はパート決勝まで進出、最後は折尾に敗れましたが県大会まであと一歩に迫りました。エース加藤は力のある直球と落差あるスライダーが武器。1年春からマウンドを経験している蕨野(1年)や左腕家永など投手陣には厚みがあります。打線も前チームから上位を担う棈松、林、良永らに長打力があり、勢いづいた時の集中打は迫力満点。守りも捕手崎門(1年)、遊撃蕨野、中堅棈松のセンターラインを中心によく鍛えられています。

近大福岡は夏は初戦で敗れましたが、中軸の楠元(1年)畑中、井上(1年)がそっくり残ります。浦田、柴田の両右腕も夏のマウンドを踏んでおり、経験値の高い選手が多いのは強み。秋は3回戦で小倉に3-4で惜敗しましたが、再び上位進出をうかがいます。このほかにも秋は北筑に1点差で競り負けた北九州、秋2勝の豊国学園なども同居しており、混戦は必至です。

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