福岡の高校野球

’24秋季大会展望①Aパート~大濠,東海大福岡,九国大付など4強争い

第155回九州地区高校野球福岡大会が、8月31日(土)に開幕します。A~Dの各パートを展望しながら、県大会出場を狙えるチームを探ってみたいと思います。

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Aパートは福岡大大濠、東海大福岡の両シードに九州国際大付が絡んだ4強争いが予想されます。

〔南部〕—–
シード・
福岡大大濠は今夏の準優勝校。決勝のわずか5日後に福岡地区新人野球大会の初戦、さらにその2日後の2回戦で勝利をおさめると、一気に頂点まで駆け上がりました。準優勝メンバーからは菅野、豊田、中川ら野手が残る一方、柴田・平川らが抜けた投手陣は夏まで公式戦でほとんど登板経験がありません。それでも主力となる2年生は昨秋の1年生大会(福岡地区)で優勝を果たしており、ここでは頭一つ抜けている印象です。

その福岡大大濠と県大会出場を争うのは柳川、東福岡の私学勢。柳川は夏の大会で活躍した右腕・井上が健在です。伸びのある直球を武器に三振をとれる投手で4回戦の常磐戦では3安打完封。2回戦の筑紫台戦でも好救援をみせるなど落ち着いたマウンドさばきが光りました。東福岡は主力が抜け、新人大会では2回戦で筑陽学園に完封負けを喫しましたが、やはり選手層の厚さは県内屈指で上位をうかがいます。

香椎、朝倉、三潴などの公立校がこれに続きます。香椎は今夏、4回戦で近大福岡に延長タイブレークの末に敗れましたが、この試合で登板した堺・浜田と左右の投手が残ります。朝倉は筑後地区新人大会で優勝した八女学院に4-5と善戦、夏は2回戦で敗れたものの主力の大半が2年生だった三潴も逆転をねらいます。

〔北部〕—–
東海大福岡は140キロ超の直球を持つ右腕西村、勝負強い5番打者としてセンバツでもタイムリーを放った野上、前チームから投打の柱が残りました。西村は今夏、3回戦の北九州戦で6回参考ながらノーヒット・ノーランを達成。16イニングスで17三振を奪うなど高い奪三振率を誇ります。福岡中央地区の新人大会を制し、昨秋に続く連覇をめざします。

九国大付・山田

九州国際大付は今夏、準々決勝で敗れて3連覇は逃しましたが、その主力は2年生以下でした。1年生ながら2本塁打の牟禮、4番の三宅と長打力のある2人が中軸に座りましたが、得点力不足に泣きました。北九州地区新人大会は準々決勝で東筑に1-5で敗戦。右の山田、左の松元と夏に好投した2人がいるだけに、打線の底上げが県大会進出のカギとなりそうです。

近大福岡・桑村

今夏4強の近大福岡はエース田邊、4番河村(悠)ら中心選手は抜けたものの、坪根・平田・橋本の内野陣に1番を務めた辰嶋が残りました。投手では、今夏も登板し1年生ながら130キロ超の直球を投げる右腕・桑村が新たなエース候補。夏にみせた粘り強い戦いぶりと経験値を糧に、3年連続の県大会出場を狙います。

嘉穂東はエース原田をはじめ前チームの主力の大半が多く残り、新人大会で東海大福岡と1点差の接戦を演じました。豊国学園には今夏、県大会進出の原動力となった2年生エース・小嶋が健在。大和青藍は寺田、直方は左腕塚本が、それぞれ持ち味の変化球を生かして夏の大会で好投しました。

左の強打者・正岡を擁する嘉穂総合、かつて八幡大付を率いて甲子園に出場したOBの石橋茂樹氏を監督を迎えた小倉南などの戦いぶりも注目されます。

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