第101回全国高校野球選手権福岡大会は21日、予定されていた5回戦4試合は雨のため順延となりました。日程は一日ずつスライドされますが、久留米市野球場で開催予定だった2試合(筑陽学園ー九産大九州、筑紫台―九州国際大付)は光陵グリーンスタジアムに変更となっています。
ベスト16の顔ぶれを見渡すと、シード校が11校ですが、ノーシードの各校も前評判の高かった実力校が揃いました。南部の10校に対して北部6校。2010年の西日本短大附以来、夏の甲子園出場校を輩出していない南部勢ですが、今年はどうでしょうか。公立は小倉工、博多工、東筑、春日の4校。甲子園出場経験がないのは祐誠、星琳、春日の3校のみで例年になく伝統校、実力校が顔を揃えました。ここから優勝するまでに4試合。実力校同士の熾烈な戦いが繰り広げられそうです。
どこが勝ってもおかしくないほど実力は拮抗していますが、大会前の展望に従えば筑陽学園、九州国際大付、真颯館、西日本短大附による優勝争いでしょうか。筑陽学園はここまで3試合でわずか2失点。特に西舘投手の好投が光ります。九州国際大付も下村投手が2試合を投げて被安打はわずかに5。抜群の安定感を誇るうえ4回戦は酒井投手が完投し、休養も十分。打線も4割近い打率を残しており好調です。真颯館は打線が5割近い打率を残しています。他校より1試合少なく、疲労の蓄積という面でもアドバンテージがありそうです。西日本短大附は江崎投手が初戦のみしか投げておらず、こちらも休養十分。昨秋活躍した山下投手も4回戦で2イニングスを投げており、今後の活躍が期待されます。4番神宮に一発が出た打線も好調です。
なお、下の表は各校のここまでの成績をまとめてみました。対戦相手によってもこの数字は大きく変わってきますので、あくまで参考資料ですが、打線が特に好調なのが真颯館、自由ケ丘、西日本短大付、九州国際大付、祐誠など。失点が少ないのは筑陽学園、九州国際大付、大牟田、真颯館、西日本短大附、自由ケ丘などとなっています。
| 校名 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 | 平均得点 | 平均失点 | 主な投手と投球回数:被安打率 |
| 筑陽学園 | .329 | 2 | 6 | 8.67 |
0.67 | 西館(13_2/3)5.14 |
| 九産大九州 | .244 |
2 | 2 | 6.00 | 3.00 | 恒吉(16_2/3)6.65 |
| 福工大城東 | .346 |
1 | 2 | 9.33 |
5.33 | 坂本(15)7.2 中村(11)11.45 |
| 小倉工 | .292 | 2 | 8 | 6.67 | 2.67 | 樋口(26)6.92 |
| 筑紫台 | .229 |
3 | 10 | 6.67 | 3.00 | 丸林(21_2/3)6.95 |
| 九州国際大付 | .372 | 2 | 0 | 7.33 | 1.00 | 下村(13)1.38 |
| 福岡大大濠 | .245 | 2 | 2 | 7.33 | 3.33 | 深浦(13)4.15 山下(10_1/3)4.5 |
| 祐誠 | .372 | 2 | 6 | 8.33 | 3.00 | 三好(11_2/3)4.5 |
| 自由ケ丘 | .424 | 1 | 2 | 8.00 | 1.00 | 大庭(17)6.88 |
| 真颯館 | .464 |
1 | 3 | 8.50 | 1.00 | 武内(13)4.84 |
| 博多工 | .308 | 1 | 1 | 4.33 | 3.00 | 田代(25)10.08 |
| 東筑 | .311 | 1 | 2 | 7.67 | 3.33 | 藤原(18)7.5 |
| 西日本短大附 | .421 | 1 | 0 | 10.00 | 1.00 | 江崎(6)9.0 浜崎(6)6.0 |
| 星琳 | .292 |
1 | 4 | 6.67 | 2.33 | 古川(19_2/3)6.3 |
| 大牟田 | .333 | 0 | 4 | 7.67 | 1.00 | 姫野(21)3.85 |
| 春日 | .255 | 0 | 5 | 6.00 | 1.33 | 坂元(21)4.71 |
※真颯館のみ2試合、残りは3試合
※被安打率(1試合当たり被安打)=(投球回数/被安打)✕9
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<22日の試合予定> ※赤字はシード校
(5回戦)
▼光陵GS 筑陽学園ー九産大九州/筑紫台ー九州国際大付
▼北九州市民 福工大城東ー小倉工/福岡大大濠ー祐誠
