第99回全国高校野球選手権福岡大会は20日、小郡市野球場で県大会が開幕しました。初日は5回戦2試合が行われ、福岡大大濠と小倉工が勝っ
第一試合ではセンバツ8強の福岡大大濠が、ノーシードから勝ち上がってきた鞍手と対戦。福岡大大濠は3回に東、古賀の短長打と稲本の犠飛で2点を先制すると、その後も攻撃の手を緩めず毎回のように走者を出して追加点を狙います。鞍手は先発の安田投手が再三のピンチをしのいできましたが、6回に久保田のタイムリーを浴び、味方の失策もあって3点を失い大勢が決しました。投げては福岡大大濠・三浦投手が毎回の13三振を奪う力投を見せて4安打完封、7回コールドでベスト8一番乗りを果たしました。
準々決勝に進んだ両校は、24日(月)第一試合で対戦します。
21日も5回戦2試合が予定されています。
<20日の試合結果>※赤字はシード校
▼5回戦(小郡)※7回コールド
鞍 手 000 000 0=0
福大大濠 002 003 2=7
【鞍】安田→川原 【福】三浦
▼5回戦(小郡)
福岡工 240 400 000=10
小倉工 502 005 00x=12
【福】前田→吉岡→前田→吉岡
【小】橋本
<21日の試合予定>
▼5回戦
◇第1試合(10時~)久留米商―京都
久留米商は南部大会で主戦として投げてきた右腕・高本が先発か。サイドハンドの遠藤も控えており、投手陣は充実している。打線も好調で、投打のバランスがいい。京都は常磐、真颯館という北部の強豪に打ち勝ってきた。末廣、末松ら好投手を打ち崩してきた打線で早めに得点を奪い、投手陣を援護したい。▼5回戦
◇第2試合(12時30分~)筑陽学園―飯塚
筑陽学園は古川、大畑、米井と完投能力のある3人の左投手を擁しており、3試合で無失策と守備も堅い。飯塚はここまで出場16校中で最高のチーム打率.478を誇る。特に1番井上拓は.500、4番片渕は.727という高打率を残している。筑陽学園の投手陣と飯塚打線の勝負の行方が注目される。