最終週を迎えた春季地区大会は29日、福岡地区で決勝、筑後・北九州・福岡中央の3地区で準決勝が行われました。福岡地区では筑陽学園が福工大城東を
【福岡地区】筑陽学園が5試合で2失点という安定した守りを背景に、危なげない戦いぶりで優勝。福岡大大濠、九産大九州が不在のここでは、力が抜けていた印象です。準優勝の福工大城東も夏のシード権を獲得しています。九産大九産破った武蔵台、筑陽学園に善戦した博多はベスト4進出で存在感を示しました。春日、福岡西陵の公立勢もベスト8入りし、力のあるところを改めて見せています。一方、私立勢のうち福岡第一、沖学園は公立校に敗れて初戦で姿を消し、東福岡もベスト8までは勝ち上がったものの筑陽学園に完敗するなど、夏に向けて不安の残る結果となりました。
【筑後地区】左のパートでは昨秋県大会出場の福島が順当に決勝へ。混戦が予想された右のパートからは、秋春と結果を出せていなかった祐誠が勝ちがってきました。これで決勝の結果に関わらず両校とも夏のシードが堅そうです。
【北九州地区】準決勝第一試合は1-8の劣勢から追いつき、小倉工に9回サヨナラ勝ちを果たした戸畑工に軍配。明日の決勝に夏のシード獲得が懸かります。第二試合も点の取り合いとなりましたが、再逆転で常磐を下した真颯館が決勝へ。シードは確定させている真颯館ですが、末次監督就任後、初となる「優勝」のタイトルを目指します。