前回は秋季大会について全体の展望をざっと見ましたので、A~Dパートごとにもう少し細かく展望してみたいと思います。まずはAパートから。
両校の県大会出場権争いが濃厚と見ますが、割って入るとすれば筑陽学園と初戦で当たる九産大九産でしょうか。夏の大会で2試合に登板して好投を見せた梅野投手がどこまで踏ん張れるかがカギになりそうです。九産大九産は筑陽学園と福岡地区新人大会3回戦で対戦しており、この時は2-7で完敗。あれから20日で、どこまで差を縮めることができるか注目されます。このほかでは福岡地区新人大会ベスト4の福岡西陵、同ベ
北部は飯塚がシード。春の九州大会ベスト8、NHK旗優勝、夏もベスト8まで進んだ前チームからメンバー一新となりましたが、福岡中央地区新人大会優勝はさすがの選手層です。夏ベスト8のメンバーが多く残る希望が丘は、東福岡を相手に好投を見せたアンダーハンド・山村をはじめ、川添・山田・藤田の中軸が健在です。上位進出には得点力アップが不可欠なだけに、打線の奮起が望まれます。
両校に続くチームとなると、少し差が開いている印象。青豊は前チームからのエース・永末の踏ん張りに期待がかかります。4番・高江らが残る宗像、北九州地区新人大会ベスト8の北九州市立などがこれに続くことになりそうです。