秋季大会展望①南部Aパート~東福岡に沖学園、祐誠が迫る




 九州地区高校野球福岡大会(秋季大会)の組み合わせが22日、決まりました。まだ各校とも新チームを結成して1カ月あまり。そのため秋季大会は前チームの主力(特に投手)が残っているチームが中心となりそうです。これがひと冬を越すと多くの素材を抱える私立校が力をつけてきますが、秋は前チームからの経験がものをいう大会。大会期間中に力をつけチームとして発展することも多いため、現時点で大会を展望するのはなかなか難しいところですが、組み合わせを紹介しながら簡単に各パートの状況を見ていきたいと思います。
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南部A

 南部Aパートのシード校は東福岡。福岡地区新人大会では福岡第一、福工大城東、九産大九州などを破って優勝。前チームの主力は抜けたものの、層の厚さを見せつけた。打撃の中心となるのは捕手として守備の要でもある河野。左の好打者・日高らとともに打線を牽引する。

 対抗馬は沖学園、祐誠の私立勢か。沖学園は福岡地区新人大会でベスト4。夏の大会は2回戦で修猷館に競り負けて涙をのんだが、前チームで主軸を務めた井口、橋本、二遊間の荒巻、石本、投手陣でも夏の大会を経験した1年生・阿部らが残り、現時点での総合力は高そうだ。祐誠(筑後地区ベスト8)も中軸に座る得永や、今夏の県大会・対自由ヶ丘戦で二塁打を2本放った杉原などを中心とした打線の威力はありそう。

 東福岡と初戦で対戦する糸島(福岡地区3回戦敗退)は今年の春季大会、春季地区大会、そして今回の新人大会で各2勝した時の投手陣・平野、犬塚がどこまで踏ん張れるか。輝翔館(筑後地区1回戦敗退)は、夏の大会(対筑陽学園戦)に出場した一宮ー矢ヶ部のバッテリーが経験を生かしたい。三池(筑後地区ベスト8)はその輝翔館を筑後地区1回戦で下した。筑後大会2試合で13点と得点力はありそうだ。

 

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