第1試合は5回戦で好投手・濱地の福岡大大濠に競り勝った飯塚と、同じく久留米商に打ち勝った東海大五が対戦しました。試合は予想に反して飯塚・渡辺健史、東海大五・田中の両投手による投げ合いとなりました。5回に飯塚が日比生のタイムリーで均衡を破り、このまま1-0で逃げ切るかと思われた8回、四球と安打などで一死二、三塁とし、ここでマウンドに上がった渡辺健太投手の暴投で同点に追いつきました。さらに二死後、千々谷選手の右前打で勝ち越し、これが決勝点となり今春九州大会ベスト8の優勝候補・飯塚を破りました。
準決勝に進出した2校は27日(月)の第一試合で対戦します。
<24日の試合結果>(小郡市野球場)
▼準々決勝123 456 789 R
飯 塚 000 010 000=1 【飯】渡辺健史→渡辺健太
東海大五 000 000 02x=2 【東】田中▼準々決勝123 456 789 10 R
八幡南 000 000 000 1=1 【八】今井→山川
希望が丘 000 000 000 0=0 【希】山村
<25日の試合予定>
▼準々決勝/小郡市野球場
◇第1試合
朝倉ー九州国際大付
朝倉の重松、森田の投手陣が九州国際大付の強力打線をどこまで抑え込むことができるか。左腕・森田は5回戦で5回1失点と好投。カーブがコーナーに決まると九州国際大付打線も手を焼きそう。朝倉も打線は5回戦で13安打と活発だが、安定感のある富山、中村ら九州国際大付の投手陣から大量得点は望めそうにはない。投手陣が踏ん張っている間にリードを奪い、焦りを誘いたい。◇第2試合
小倉ー東筑
東筑の好投手・藤井を小倉打線がどう攻略するか。小倉は5回戦では下位打線にも当たりが出ており、機動力も使える。左腕・岡野も安定しているだけに投手戦が予想されるが、小倉としては好調の打線が機動力を絡めて早めに得点を奪い、主導権を握りたい。東筑はここまで4試合で失点ゼロ。競り合いの試合は経験豊富で、同校の勝ちパターンともいえる。少なくとも同点のまま終盤までついていき、後半勝負に持ち込みたい。