雨天で1日順延となった春季高校野球福岡大会11日目は4日、準決勝2試合が行われ、飯塚と福工大城東が勝って決勝進出、九州大会出場を決めました。
春日公園野球場で行われた準決勝は午後からの雨予報もあり、試合時間を早めて第一試合が始まりました。第一試合では唯一残ったシード校・飯塚と大牟田が対戦。初回に3点を奪った飯塚が中盤以降も着実に得点を重ね、投げては左腕・渡辺健史投手が9回2死で降板するまで大牟田打線を1点に抑える好投を見せ7―1と快勝しました。
第二試合は福工大城東と昨年夏の優勝校・九州国際大付の一戦。九州国際大付の先発・富山投手の立ち上がりを攻めて初回に3点を先制した福工大城東が中盤にも九州国際大付の細かなミスに付け込んでリードを広げ、投げては3投手が堅守をバックに強打の九州国際大付打線を4安打に抑える完封リレーを見せて完勝しました。
この結果、飯塚と福工大城東の九州大会出場が決まり、夏の大会のシード権も獲得しました。この日敗れた大牟田と九州国際大付は3位決定戦に回り「福岡3位での九州大会出場」と「夏の大会のシード権」をかけて激突します。
【大会11日目/4月4日・土】
<準決勝>
◇春日公園野球場
大 牟 田 000 000 100 1
飯 塚 300 002 20X 7
福工大城東 300 210 000 6
九 国 大 付 000 000 000 0
【大会第12日(4月5日)の試合】
(春日公園)
<3位決定戦> 大牟田ー九州国際大付
<決 勝> 飯塚―福工大城東