【観戦記】北筑8-1八幡工(秋季大会2回戦)




八幡工の先発橋本を打ちあぐんでいた北筑が中盤以降リードを広げ、8回に集中打で試合を決めた。

1点を先制された北筑は直後の2回、左前打で出た山田を立川が送り、栗原の中前打で追いついた。6回は立川の中前打とセンターの失策で無死二塁とし、栗原の三前バントが一塁悪送球となる間に立川が生還して勝ち越した。続く7回は志田が左中間二塁打で出塁。高橋の投前バントが内野安打となり、山田四球で無死満塁から立川が押し出し四球を選んで1点を加えた。

8回は金子四球、廣田右前打で無死一、二塁。斉藤が送ったあと池田四球で一死満塁とし、志田の右前打でまず1点。さらに渋谷の左越え二塁打で走者を一掃。山田の右中間三塁打で渋谷も還りコールド勝ちを決めた。

八幡工は2回、右前打で出た中村を立岩が送って一死二塁。刀根三振のあと山下の中前打で二死一、三塁とし、薄井の左前打で先制した。その後も4回二死一、三塁、6回二死一、二塁と勝ち越し機をつくったが無得点。8回一死二、三塁からの投前スクイズも三走が本塁憤死するなど、3回以降は本塁が遠かった。

8回裏北筑一死満塁 志田が右前適時打を放ち4点目

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第159回九州地区高校野球福岡大会 2回戦
(2026年8月28日・金/筑豊緑地野球場)
チ   一二三四五六七八九  計HE 球犠振盗残
八幡工 01000000  183 215110
北 筑 01000115x   814 730312
(8回コールド)
  八幡工 年 打安点 1 2  3  4 5 6 7 8
(遊)松 尾➁ 410 遊ゴ 右安   一ゴ    中飛
(左)澁 谷➀ 400 遊ゴ 遊ゴ     三振  一ゴ
(指)猪 口② 410 右安    二ゴ  一ゴ  一ゴ
(捕)今 田① 300 三振    三振  三ゴ
捕 三 浦① 100                 一ゴ

(中)中 村➀ 310    右安 遊ゴ    捕邪  四球
(一)立 岩① 310    投ギ   左飛  左飛  左2
(三)刀 根① 410    三振   右安  振逃  投ゴ
(右)山 下② 210    中安   左直  四球
右  岡 ① 000
打 杉 埜② 100               一ゴ
右 秋 吉① 000

(二)薄 井② 321    左安   遊安  左邪

投手  回 安球振責  球数
橋本①  6.0  10502  102
猿渡②  1.1   4205   25
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  北 筑 年 打安点 1 2  3   4  5   6  7  8
(中)廣 田② 520 遊ゴ 右安   右飛   二ゴ    右安
(二)斉藤義② 310 四球 二ゴ     投ゴ 左安    投ギ
(遊)池田颯② 300 右直    三ゴ  死球 三ゴ    四球
(右)志 田② 531 中安    一邪  三ゴ    左2 右安
(投)高 橋 320 一ゴ    中安  四球    投安
投 渋 谷➁ 113                    左2

(一)山 田① 421    左安 二ゴ  二飛    四球 右3

(左)立 川② 211    投ギ   一ゴ   中安 四球
(捕)栗 原① 311    中安   左飛   三ギ 中飛
(三)金 子 310    中飛   中安   三飛    四球
投手   回 安球振責  球数
髙橋②  7 7151 83
渋谷②  1 1100 13
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▼試合時間/9:23~11:24 ※公式記録ではありません。丸囲み数字は学年
※打者名の下線は左打ち、投手名の下線は左投げ、打撃成績の下線は打点あり




北筑・高橋

今夏ベスト16の前チームから高橋、渋田の右腕2人に廣田、志田、池田の野手3人が残る北筑は今大会も有力な上位候補の一校だ。

先発はエースナンバーをつける高橋。力のある直球を投げ込んできたが、立ち上がりは高く浮く球が目立った。2回はその直球を狙い打たれて4安打を浴び先制を許した。それでも3回以降はカーブを交え、直球も少しずつ外角低めに決まるようになってきたことで得点を許さず、5~7回は四球と振り逃げの走者2人を出したのみ。しり上がりに調子をあげて2回の1点だけに抑えた。

北筑・渋谷

7回裏の走塁で足がつった高橋に代わり、8回は渋谷がマウンドへ。今夏は横手と下手から投げていたが、この試合では下手投げ一本。地面すれすれの高さから右打者の外角中心に直球、スライダーを集める。四球と安打で一死二、三塁のピンチを招いたが、刀根のスクイズを冷静に本塁にグラブトスして三走を刺し、代打杉埜も一ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。

八幡工・橋本

八幡工の先発は1年生右腕の橋本。球威はさほど感じないが、カーブを効果的に組み合わせながら打たせてとっていった。5回まで毎回のように走者を背負いながら決定打を与えず、2回の1点だけに抑えて接戦を演出した。6回に味方の失策がからんで勝ち越しを許し、7回無死満塁から押し出し四球を与えたところで降板。10安打を浴びながらも3失点で踏ん張った。

2番手のサイドハンドの猿渡は、時折上からも投げてくる変則右腕。無死満塁のピンチで登板した直後、栗原に中飛を打たれたが、タッチアップを試みた三走の高橋が途中で足がつり転倒。センターからの返球を受けた捕手がタッチして二死、さらに飛び出した二走も刺してトリプルプレーとなり追加点を阻んだ。しかし8回は甘く入った球を北筑打線に痛打された。

北筑打線は橋本を打ちあぐんでいたが6回に敵失で勝ち越すと、7回には志田の左中間二塁打のあと高橋が三塁前に絶妙のバントを決めて内野安打とし、連続四球で3点目を奪って降板に追い込んだ。8回は猿渡に4本の長短打を浴びせて勝負を決めた。夏も活躍した廣田は2安打1盗塁、志田は3安打1打点と打線をけん引。打席は左に入る投手の高橋もバント安打を含む2安打とバットでも勝利に貢献した。1年生の山田も右に左に快打を飛ばして得点にからむ活躍をみせた。

4回裏八幡工二死二塁 薄井が遊内野安打を放つ

八幡工は4回までに6安打を放つなど前半は北筑と互角の試合を展開した。9番薄井は2回、高め直球を左前に運ぶ先制打。4回のショートへの内野安打は、軟式野球でよく見るスラップ(走り打ち)を決めたもの。指名打者の猪口も体格があり雰囲気のある打者。初回は内角低めの直球を右前に運んだ。1年生の立岩は4回、6回とカーブを捕えて左翼後方へ。いずれも左飛に終わったが、8回にもサードのグラブをかすめて左翼線を破る二塁打を放つなど、逆方向に強い打球が打てる打者だ。

守備ではサード刀根が三塁線のゴロを逆シングルで、三遊間のゴロを飛びついて捕るなど好守をみせた。指名打者を含むスタメン10人のうち6人が1年生と若いチームだけに、今後の成長が期待される。

【直近の北筑戦 観戦記】
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【直近の八幡工戦 観戦記】
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