’26秋季大会展望④G・Hパート~本命不在で熾烈な4強争い




【G・Hパート】

力の差がないチームが割拠する本命不在のパートとなっており、近大福岡、九産大九州、沖学園、小倉工、小倉などが激しくベスト4を争うことになりそうです。

そのなかで福岡中央地区新人大会の準優勝校・近大福岡が4年ぶりに秋4強入りの好機を迎えました。16強入りした今夏の1~4番が残る打線は出塁率4割超の楠元をリードオフマンに据え、田中・井上の中軸が得点源。投手陣は長身右腕・頼政が1年生ながら夏は主戦を務め、同じ1年生の上條も4回戦の八女工戦で6回3分の2を無失点に抑えました。守りなど粗削りな部分はありますが2024年夏のベスト4から2年、再び上位を狙えるチームをつくってきました。

九産大九州・明永

今夏16強入りを果たした南部の私立2校もベスト4をうかがいます。沖学園は末永、北岡、喜屋武ら大型打者に小技の利く三好が絡む打線が看板。右腕神田は力のある直球を投げ込んできます。九産大九州は前チームから主力の大半が抜けましたが厚い選手層を生かして新人大会ではリーグを1位突破。右サイドハンドから直球、変化球をコーナーに集める明永を擁し、今大会も上位争いに顔を出してきそうです。

赤文字はシード扱いのチーム。校名横の丸囲み数字は、南部=新人大会リーグ戦通過順位。北部の①は新人地区大会優勝校、②は準優勝校。緑文字は当サイトの注目校

筑前と福翔の公立校も南部のリーグ戦を1位通過しました。筑前は川口、村山、岡藤、咲本(1年)など前チームの中心選手が打線をけん引。新人大会では春日、糸島など力のある公立校を下して3戦全勝を飾りました。福翔は夏こそ初戦で八女学院に敗れましたが、昨秋はベスト16、今春の福岡地区大会ベスト4など、近年力をつけている一校。新チームには八女学院戦でスタメン出場した5人が残ります。いずれも投手力が未知数ですが、県大会を狙える位置につけています。

小倉・蕨野

小倉工はエース梅山ら主力が抜けましたが、北九州地区新人大会では北筑、九州国際大付などを破って優勝。その戦いぶりが注目されます。今夏8強の小倉は、蕨野-﨑門のバッテリー、打率4割超の成績を残した宮地を中心に夏に続く上位進出を目指します。蕨野はショートでの出場機会も多いため、国武や小林など他の投手の台頭が欠かせません。

戸畑・小幡

北九州地区新人大会ベスト4の北九州は夏のマウンドを踏んだ岡野、奥田の右腕2人のほか彦田、松岡ら打線の上位を担った打者も残り、小倉工や小倉との県大会争いに加わってきそう。家村、石井の速球派2人が抜けた戸畑のマウンドを守るのは、制球のよい左腕小幡。2年前の秋に育徳館を九州大会に導いた井生監督が今春から部長として加わっており、今後の躍進が期待されます。

どこが準決勝に勝ち上がってもおかしくない顔ぶれで、多くのチームにベスト4入りのチャンスがありそうです。




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