来春のセンバツ出場を目指して28日㈮に開幕する第159回九州地区高校野球福岡大会(秋季福岡大会)。21日に決まった組み合わせをもとに、上位をうかがうチームを探ってみたいと思います。
【A・Bパート】
今春のセンバツに出場した前チームの主力を複数残す九州国際大付の戦力の充実ぶりが、群を抜いています。

左腕エース岩見は長身から投げ下ろす140キロ超の角度ある直球と鋭く落ちるスライダーを武器に、今夏は27イニングを投げて自責点はわずか2。準決勝の東筑戦は準々決勝までの疲れもあってか終盤に痛打を浴びましたが、登板間隔にゆとりのある今大会は盤石の投球が見られそうです。
打線は主砲・牟禮らが抜けたものの吉田、雪野らの強打者、今夏の打率5割超の中上などが残り県内屈指の力を誇ります。各校が新たなチームづくりを進める中で実力と経験を兼ね備えた選手が揃っており、ここでは頭ひとつ抜けている印象です。
九国大付を追う2番手以下は横一線。九産大九産は剛腕髙田ら主力が抜けましたが、層の厚さを生かして新人大会では3戦全勝。前チームから先発を担ってきた右腕大石を中心に、今年も細かな継投がみられそう。今夏16強の北筑には23イング無失点だった高橋、横手・下手からコーナーを突く渋谷の両右腕がいます。特に渋谷は今夏5回戦で九国大付に救援登板し3回1失点。廣田、志田の1・2番コンビも健在で、ダークホース的存在です。

初戦で九国大付と対戦する夏の準優勝校・希望が丘はエース渡邊や好打者の仲などが抜け厳しい戦いとなりそうですが、今夏4回戦で八女学院を完封した弓削の右腕に期待がかかります。小倉西は好左腕の春本を打線がどこまで援護できるかが県大会への鍵を握ります。
前チームのレギュラーが4人残る春日は、1年夏からマウンドを経験してきた右腕矢野の出来が上位進出を左右しそうです。その春日と初戦で対戦する糸島は新人大会リーグ戦では春日にコールド負け。今夏、福岡を相手に1失点完投した田上を中心に雪辱を期します。
新人大会リーグ戦1位通過の香椎は濵﨑・小坂・河野ら主軸が健在。東福岡を破るなどリーグ3戦全勝の南筑、福岡中央地区新人大会で飯塚を破った須恵などの戦いぶりも注目されます。久留米商は力のある直球を投げ込む右腕浦山、今夏成績を残した宮原、木村(1年)らを中心に5季連続の8強以上を狙います。


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