’26選手権福岡大会を振り返る➂~打撃編




勝負強い打撃で優勝に貢献した河野(東筑)

今年の夏を振り返るシリーズの最終回は打撃編です(学年表記のない選手は3年生)。

15打席以上で打率.350以上、25打席以上で.333以上の選手を打席数の多い順に並べたのが下の表です。15打席以上というと概ね4試合以上を経験した選手たちとなります。

優勝した東筑からは2番打者の筋田泰雅内野手をはじめ3番・深町光生投手、5番・河野咲郎内野手(2年)の上位3人がランクイン。筋田内野手は打率.450に加え出塁率も.556で打線をけん引。深町、河野の両選手は長打力が光りました。河野内野手は準決勝、決勝と大事な場面で長打を放つなど勝負強さも際立ちました。

準優勝の希望が丘は仲一晟内野手、月川息吹内野手、石井大志内野手(2年)の3人がチームを引っ張りました。仲内野手は盗塁5つも決めて「盗塁王」にも輝きました。

選手名の青字は左打者。太文字は各部門のトップ10(打点、2B、3B、本塁打、犠打飛、盗塁は上位のみ)。赤太字は各部門トップ

宮崎(戸畑)太田(筑紫中央)が2本塁打

「最高打率」は小峰渉央内野手(福大大濠)の.588(17-10)で以下、近藤優樹外野手(西短大附)が.583、平岡慶真内野手(福大大濠)が.571で続きました。

戸畑・宮崎捕手(写真は春季大会)

さらに中上塁翔内野手(九国大付2年)矢木信乃介内野手(明善)松岡斗和内野手(福岡第一)北嶋優彩外野手(福大大濠)も打率5割以上を記録。出塁率.684で「最高出塁率」にも輝いた近藤外野手は、19打席のうち凡退はわずか5回でした。

「最多本塁打」は表には掲載がありませんが、2本塁打を放った戸畑の宮崎尊仁捕手と筑紫中央の太田凛人外野手(2年)の二人。一昨年2本、昨年も2本の本塁打を放った牟禮翔外野手(九国大付)は今年も1本放ち3年連続で本塁打を記録しましたが、甲子園の打席に立つことなく最後の夏を終えました。

「盗塁王」は仲(希望が丘)と重永(明善)

「最多打点」は西短大附の川原惟央内野手(2年)の8打点。同じく西短大附の山田大翔内野手、湯山仁太内野手のほか、飯塚の田中皐太郎捕手、福大若葉の櫛島壮介内野手(2年)が7打点で続きました。

「最多盗塁」は仲内野手(希望が丘)と明善の重永大和外野手(2年)が5個ずつ決めました。チームでは2試合で15個の盗塁を決めた西南学院の走力が光りました。

得点への貢献度を測る指数である「OPS」(On-base Plus Slugging/出塁率+長打率)では明善の矢木内野手が1.455でトップでした。以下、西短大附の近藤外野手、福大大濠の平岡内野手、九国大付の中上外野手などが名を連ねました。

チーム別では福岡大大濠、西日本短大附から5人ずつがランクイン。3人が打率.350以上を残した明善も打力のあるところを見せました。2年生では西短大附の近藤・川原、九国大付の中上、福大若葉の櫛島・兒玉などの各選手が好成績を残しました。新チームでは中心選手としての活躍が期待されます。




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