’26夏の展望③Cブロック~大牟田を追う近大福岡,宗像,東海大福岡




第108回全国高校野球選手権福岡大会の開幕(7月4日)を前に、A~Hの各ブロックを展望しながらベスト8の行方を探っていくシリーズの第3回です(文中、学年表記のない選手は3年生)。

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【Cブロック】
シード校=大牟田(南②)/宗像(北⑦)

Cブロックは大牟田がベスト8の最有力候補で近大福岡、宗像、東海大福岡、純真などが逆転を狙います。

大牟田は新チーム結成以来、秋ベスト4、春ベスト8、筑後地区大会は優勝と安定した成績を残してきました。秋の大会準決勝では九州国際大付と8回まで4-4と接戦を演じています。

大牟田・菅家

投手陣は130キロ超の直球に変化球をコーナーに集める菅家、チェンジアップやスローカーブなど変化球を効果的に使う左腕小宮が両軸。打線は長打力があり勝負強い左の宗を中心に、吉田、白水など力のある右打者が並びます。守備ではセンター福永の守備範囲の広さが目に留まります。筑後地区大会では久留米商、西日本短大附、祐誠と強豪を連破しての優勝。名実ともに筑後地区の最強チームで、ベスト8の最有力候補です。

その大牟田と県大会初戦でぶつかりそうなのが近大福岡です。春の大会では、のちに北九州市長杯を制する小倉にコールド勝ち。4回戦で敗れた東海大福岡との試合も1点差の接戦でした。エース浦田は昨夏のマウンドを経験。昨夏1年生ながら中軸を担った井上、楠元など2年生にも力のある選手が揃います。昨夏は初戦で敗れましたが、2年前の夏にベスト4へ導いた肘井監督のもと再び上位を狙える戦力を整えています。

宗像・藤嶋

宗像は春の福岡中央地区大会を制し、シード権を獲得しました。落差のあるカーブを投げ込む右の藤嶋、スライダーが武器の左腕畑田を中心に福岡中央地区大会では5試合で8失点。昨夏から1番を打つ井原を切り込み隊長とする打線は決勝で希望が丘から8点を奪いました。もっとも地区大会は飯塚が九州大会出場で不在、さらに希望が丘、東海大福岡、近大福岡など有力校が別ブロックでした。その点は評価に割引が必要ですが、2012年以来となるベスト16入りを視野に入れます。

東海大福岡・納富

初戦を突破すれば宗像と対戦する東海大福岡は5年ぶりのノーシード。昨秋は初戦で九州国際大付に敗れ、春はパート決勝で東筑に惜敗、県大会出場を逃しました。チームの中心は昨夏も先発投手として主戦を担った納富。130キロ台なかばの直球にスライダーを交え、安定感があります。春の福岡中央地区大会準々決勝では、納富が先発しなかったとはいえ古賀竟成館に0-9の完敗。3安打完封に抑えられた打線の奮起が県大会へのカギとなります。




純真・末田

春の大会でパート決勝(5回戦)まで進出した純真も県大会を狙う一校。4月の福岡地区大会では沖学園に0-2と健闘し、昨秋も筑陽学園に0-1と善戦しました。右サイドハンドから左右に球を散らす下醉尾(2年)、130キロ超の力強い直球を投げ込む末田とタイプの違う2人の好投手を揃えます。春3回戦の福岡西陵戦では3-10のコールド負け寸前から逆転勝ち。続く筑紫台戦でも9-6で打ち勝つなど乱戦にも強く、夏の舞台で力を発揮しそうな雰囲気があります。

田川は変化球を丁寧に低めに集める坂本、春の大会の光陵戦で一発を放った4番臼井(陸)が投打の柱。春の大会は九産大九州、筑後地区大会は久留米商の前に1点差で涙をのんだ八女工、筑後地区大会ベスト4の浮羽究真館に加え、長身右腕の原野を擁する中村三陽、同校の姉妹校で初参加となる中村学園(旧中村学園女子)の戦いぶりも注目されます。




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