【観戦記】沖学園8-0武蔵台(福岡地区大会3回戦)




5回までに15安打で8点を奪った沖学園が先発坂田の好投もあり、武蔵台を7回コールドで破った。

沖学園は初回二死後、幸田が右前打、喜屋武のセンター前に落ちる二塁打で二死二、三塁とし、北岡の中前打で2点を先制した。2回も二死から左前打で出た末廣が二盗を決め、松田の右翼線二塁打で1点を追加。3回は右越え三塁打の幸田が喜屋武の中前打で生還したあと、北岡の中前打で無死一、二塁。新城はスリーバント失敗で一死となったが福島がセンター右に二塁打を放ち喜屋武が還って2点を加えた。

4回は右前打で出塁した末永が二盗を決め、さらに暴投で三進し、幸田の左翼線二塁打で生還。5回には岩田左前打、末廣の投手左へのバントが内野安打となり、松田が送って一死二、三塁。末永三邪飛のあと幸田がセカンド右への内野安打を放ち2者を迎え入れた。

5回表 沖学園 二死二、三塁 幸田がセカンド右への適時内野安打を放つ

武蔵台は初回、大江が中前打。二死後、橋本右前打、與田左前打で二死満塁としたが坂口が右飛に倒れた。2回以降は無安打に抑えられてきたが7回一死後、代打吉岡が遊内野安打、さらに代打後藤が左翼線二塁打を放ち一死二、三塁としたが後続が凡退。最後まで坂田から得点を奪えなかった。

 第13回福岡地区高校野球大会 3回戦
 (2026年4月29日・水/今津運動公園野球場)
チ   一二三四五六七八九  計HE 球犠振盗残
沖学園 2121200   8161 11329
武蔵台 0000000   051 10517
(7回コールド)
  沖学園 年 打安点 1 2  3  4  5  6 7
(遊)松 田③ 421 二ゴ 右2 中飛    三ギ  左安
(指)末 永② 410 一ゴ 三振    右安 三邪
打指 中山③ 100                 右飛

(右)幸 田③ 443 右安    右3 左2 二安
(一)喜屋武② 421 中2    中安 左飛 三ゴ
一 平 川③ 000

(三)北 岡② 422 中安    中安 遊失   三振
三 比 嘉➁ 000

(二)新 城③ 300 二ゴ    三振 三飛
打 寺 林③ 100               遊ゴ
二 築 地③ 000

(捕)福 島➂ 421    左安 中2 三ゴ   二ゴ
(左中)岩田② 310    三ゴ 死球    左安  遊ゴ
(中)末 廣③ 320    左安 三ゴ    投安  
打左 中村③ 100                 遊ゴ

投手    回 安球振責  球数
坂田③   7 5150   92
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  武蔵台 年 打安点 1 2 3 4 5 6 7
(遊)大 江③
310 中安  一失  四球  右飛
(左)川 添➂ 300 右飛  三振  二直
(指)武 末③ 300 中飛  二ゴ    捕邪
(捕)橋 本② 310 右安  三振    三振
(一)與 田➂ 310 左安    遊直  三ゴ
(二)坂 口 300 右飛    左飛    左飛
(右)石 井③ 200   遊ゴ  投ゴ
打 吉 岡② 110             遊安

(三)原 田③ 200   三振    二ゴ
打 後 藤① 110             左2

(中)長谷部③ 211   二ゴ    三振  左飛

投手   回 安球振責  球数
宇都宮➂ 7   16138  113
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▼試合時間/9:55~11:20 ※公式記録ではありません。
※打者名の下線は左打ち、打撃成績の下線は打点あり。投手名の下線は左投げ


沖学園・坂田

沖学園の先発は背番号11の坂田。クイック気味のフォームから直球、チェンジアップを投げ込む。立ち上がりに3本の安打を許して二死満塁とされたが、坂口をチェンジアップで右飛に打ち取ってピンチを脱した。

2回からは直球とチェンジアップのコンビネーションが冴えた。特にチェンジアップは三振も取れ、バットの芯を外して凡打の山を築いた。2~6回までの5イニングで許した走者は味方の失策と四球による2人だけ。うち3イニングは三者凡退に抑えるなど、ほぼ完ぺきに武蔵台打線を封じた。

武蔵台・宇都宮

武蔵台はエース宇都宮が先発した。カーブ、フォークを投じ、直球との緩急差を生かして打ち取っていく。初回簡単に二死をとったあと幸田に直球を右前に運ばれ、喜屋武は平凡な中飛と思われたが、センターから本塁方向に吹く強い風に押し戻されてセンター前に落ちる。二死でスタートを切っていた幸田は三塁へ、喜屋武も二塁まで進んだ。続く北岡にショート右を破られて2点を失った。

2回以降も変化球の制球が今一つで、ストライクを取りにいった直球を叩かれた。不運なヒットもあったが16安打を浴びて8失点。内角直球が決まるようになった中盤以降は、外角への変化球をからめて打ち取る機会が増えた。内角を厳しく攻めることが好投のカギになりそう。




沖学園打線は3番幸田が4安打3打点の活躍。甘い直球は引っ張り、カーブはしっかりためて逆方向に運ぶなど左右に打ち分けた。喜屋武、北岡の中軸を中心に体の大きな選手が多く、打球も速い。野手の守備範囲内でもグラブの下を抜いていったヒットも複数あった。

守備では外野に好守2つ。センター末廣は初回、武末の左中間を破ろうかという当たりを俊足を飛ばして一直線に追い、最後はジャンプして好捕。途中出場のレフト中村は7回、坂口の左翼線に落ちそうな飛球をスライディングキャッチ。坂田を盛り立てた。

武蔵台は得点にはつながらなかったものの、初回に3本のヒットを重ねた。トップの大江が高め直球をセンター右へ。チェンジアップを左中間にはじき返した武末の一打は末廣の好守にはばまれたが、橋本はチェンジアップを右前にあわせ、與田はきれいに三遊間に破った。7回は代打陣が意地を見せた。吉岡は三遊間への内野安打、1年生の後藤はレフト左への二塁打を放った。

ただ、いずれの好機もあと一本が出ず、走者を置いてきっちりと適時打が出た沖学園と明暗をわけた。

【直近の沖学園戦 観戦記】
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