九国大付は杵築に快勝、4強かけて長崎西と対戦へ~秋季九州大会




第157回九州地区高校野球大会は2日目の26日㈰、1回戦の残り4試合が行われベスト8が出揃いました。福岡県代表の九州国際大付は杵築(大分2位)に7-0で7回コールド勝ちをおさめ準々決勝へ進出しました。28日㈫にベスト4入りをかけて長崎西(長崎2位)と対戦します。

このほか今夏の選手権覇者・沖縄尚学と神村学園も初戦を突破。初戦を終え大分勢、佐賀勢は姿を消しました。

3回まで走者を出しながら得点できなかった九国大付は4回、岩見の二塁打を足掛かりに二死一、三塁とすると8番久保田の中越え二塁打で2点を先制しました。5回にも四球で出た牟禮が二盗を決め、一塁前送りバントが悪送球を招いて1点を追加。6回は一死二塁からの5連打で4点を奪って試合を決めました。先発の左腕岩見は6回を1安打無失点に抑える好投をみせ、7回コールドで杵築を破りました。

第二試合は長崎西が4回、4つのバントが敵失や野選を誘うなど1安打で3点を奪ってリードを広げ、終盤は四死球や敵失で出た走者をタイムリーで返すなど、効率的な攻撃で唐津商を突き放しました。先発の熊は6回まで9安打を許して2点を失いましたが最少失点に抑え、8回コールド勝ちをおさめました。

[SOKKENスタジアム]
◆1回戦(7回コールド)
杵築   000 000 0 =0

九国大付 000 214 x =7
【杵】高畑→谷【九】岩見→渡邉

◆1回戦(8回コールド)
長崎西 010 300 32 =9
唐津商 000 100 10 =2
【長】熊→坂田【唐】湯藤

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SOKKENスタジアムでは優勝候補の沖縄尚学が登場し、有明と対戦しました。沖縄尚学は序盤から塁上を賑わせながら得点は3回の1点のみでしたが、先発の新垣が6回を1安打無失点と好投。7回からは左腕末吉が登板、9回は一死満塁と一打逆転サヨナラのピンチを迎えましたが後続を断って逃げ切りました。

第二試合は神村学園が4回までに9安打で6点を奪ってリードを広げると、先発龍頭が宮崎学園を5安打2点に抑えて完投。準々決勝では沖縄尚学との大一番を迎えます。

[ひなたサンマリン]
◆1回戦
沖縄尚学 001 000 000 =1
有明   000 000 000 =0
【沖】新垣→末吉【有】斉藤

◆1回戦
宮崎学園 000 200 000 =2
神村学園 031 200 00x =6
【宮】野脇→児嶋→田中【神】龍頭

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大会3日目は休養日を挟んで28日㈫に準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃います。

〈大会第3日の試合予定〉
◇準々決勝

[ひなたサンマリン]
 ▸長崎日大(長崎1位)-小林西(宮崎1位)
 ▸九国大付(福岡1位)ー長崎西(長崎2位)
[SOKKENスタジアム]
 ▸熊本工(熊本1位)ー日本ウェルネス沖縄(沖縄2位)
 ▸沖縄尚学(沖縄1位)ー神村学園(鹿児島1位)

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