西短は宜野座、東筑は宮崎商、大濠は明豊と対戦~春季九州大会




4月19日(土)に長崎市、諫早市で開幕する第156回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選が11日(金)に行われ、対戦相手が決まりました。センバツ出場校で推薦出場の西日本短大附は宜野座(沖縄)、春の福岡大会を制した東筑は宮崎商、準優勝の福岡大大濠は明豊(大分)と対戦します。

西日本短大附と対戦する宜野座は2013年秋以来、23季ぶり10回目の出場。沖縄大会では6試合で失点3と堅守が光りました。右腕の新垣(3年)は140キロ超の直球を持つ右の本格派で、決勝では先発・宮城(同)との継投で興南を完封しています。

西短大附・佐藤

それでもセンバツで2勝をあげ、夏はさらなる高みを目指す西日本短大附にとって沖縄尚学、エナジックスポーツ以外の沖縄代表に負けるわけにはいきません。右本格派投手はこれまでも何度も対戦、攻略しておりさほど苦にしないタイプ。山口、原など甲子園で登板した投手たちにさらなる経験を積ませながら、4番佐藤を軸とする強力打線を前面に押し出して勝ち上がっていきたいところです。

東筑・池口

14季ぶりの勝利を目指す東筑の相手は宮崎商です。宮崎商は昨夏の甲子園に出場。秋は宮崎大会の準々決勝で敗れましたが春の宮崎大会を再び制しました。九州大会は2季ぶりで、今や宮崎における中心的存在となっています。

宮崎大会では準決勝までの5試合をすべて2桁得点を挙げてコールド勝ち。決勝は延岡学園との1点差の試合をものにしました。右の山下・池口・深町、左の梶原・佐藤ら東筑の投手陣と宮崎商打線の対戦が注目されます。宮崎大会で本塁打を放っている1番・日高(有)は、投手も務める「二刀流」。左腕の永友が先発し、最後はファーストから日高が救援のマウンドに上がるのが継投のパターンです。

福大大濠・志村

福岡大大濠は明豊(大分)と対戦します。明豊は2016年秋以降、2023年春を除いて九州大会に顔を出している常連校。大分大会では準決勝の大分戦こそ1点差ゲームでしたが、それ以外の試合はすべて7点差以上をつけて快勝しています。

明豊のエース・寺本は昨年の春夏と甲子園のマウンドに立っている経験豊かな左腕。福岡大大濠にも同じ左腕の好投手・志村がいます。両校の打線が、それぞれのエースをどう攻略していくのか。強豪校同士のハイレベルな試合が期待されます。

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*