4/12(土)から春の4地区大会




県内の4地区(福岡、筑後、北九州、福岡中央)大会が12日(土)から始まります。大会は週末および祝日に行われ、5月上旬にかけて熱戦が繰り広げられます。

夏の大会に向けてシードポイントが加算される最後の公式戦となり、各地区とも最後まで激しいシード権争いが繰り広げられそうです。また、新1年生が出場する最初の公式戦でもあります。例年この時期に出場する1年生の多くはその後チームの主力を担っており、有望な新人の出現も期待されます。

今年度は秋春の大会を通じて「南高北低」の傾向となっており、南部の各校が夏の大会のシードポイントを多く獲得しています。昨秋優勝の西日本短大附をはじめ今春準優勝の福岡大大濠、昨秋4強の東福岡修猷館、今春4強の祐誠久留米商の6校はシード内定といってよく、残り2枠を巡る争いになっています。上位6校に続くのは九産大九州、浮羽究真館ですが、他のチームにも地区大会の結果次第でチャンスが残されています。

北部は今春優勝の東筑、昨秋準優勝の育徳館は内定。今春8強の東筑紫学園、東海大福岡、昨秋8強の希望が丘などが続きますがポイントに大きな差はなく、最後までもつれそうです。

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【福岡地区】九州大会に出場する福岡大大濠以外の全校が参加します。シードポイントを保有する九産大九州、福翔、武蔵台、福岡舞鶴、筑陽学園、福岡第一など有力校が各ブロックにばらけました。秋春と結果を出せていない沖学園、福工大城東はシード獲得には優勝した上で他校の結果待ちという状況ですが、例年夏に向けて調子を上げてくるだけに有力な上位候補といえます。

 

【筑後地区】九州大会に出場する西日本短大附を除く全校が参加。久留米筑水と輝翔館が連合チームとして出場します。秋春ともベスト16入りを果たし初の夏の大会シードを狙う浮羽究真館は初戦で久留米商と対戦、さらに柳川、祐誠などの強豪校も入るブロックに入りました。左側のブロックは大牟田と八女学院が上位候補です。

【北九州地区】九州大会に出場する東筑以外の全校が参加。九州国際大付、東筑紫学園、折尾愛真、小倉、真颯館、常磐、自由ケ丘など秋春に上位進出を果たしたチームを中心に力が拮抗しており、例年以上に優勝の行方は混沌としそうです。秋は小倉に、春は東筑に完敗した九州国際大付の巻き返しも注目されます。

 

【福岡中央地区】「遠賀・築上西・水産」「田川科技・東鷹」は春の大会に続いて連合チームで出場、初戦で対戦します。春の大会出場を辞退、1カ月の対外試合禁止処分を受けていた近大福岡が大会に復帰。初戦でいきなり飯塚と対戦します。このブロックには東海大福岡も入り、シード権争いは激しさを増しそうです。左側のブロックでは育徳館、希望が丘が中心。希望が丘はまずベスト4入りを目指し、シードを内定させたいところです。

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