大会3日目に入った第155回九州地区高校野球大会は28日(月)、準々決勝2試合が行われました。
第一試合に登場した育徳館(福岡2位)は柳ヶ浦(大分2位)に0-3で敗れ、準決勝進出はなりませんでした。第二試合ではエナジックスポーツ(沖縄2位)が壱岐(長崎2位)を7回コールドで下し、初のベスト4進出を決めました。
育徳館は初回にエース島が四球から一死二塁のピンチを招くと、犠飛を挟む3連打で2点を失いました。その後は5回を除いて毎回のように走者を出しながら無失点でしのいできましたが、6回に自らの失策もあって1点を追加されリードを3点に広げられました。
打線は2回一死から荒津、榎の連打などで一、二塁としましたが後続が凡退。3回以降は柳ヶ浦の3投手の継投の前に無安打に抑えられ、二塁を踏めず完封負けを喫しました。
センバツ選考の目安とされるベスト4進出はならず、一般枠(九州=4)での選出は難しくなった育徳館は、21世紀枠での選出にわずかな望みを託すことになります。
第2試合はエナジックスポーツが2回までに8安打を集めて8点を奪うなど壱岐を圧倒。7回コールド勝ちを収め、二度目の出場にしてベスト4入りを果たしました。
[別大興産スタジアム]
◆準々決勝
柳ヶ浦 200 001 000 =3
育徳館 000 000 000 =0
【柳】宮城→宮原→杉本
【育】島
◆準々決勝(7回コールド)
壱岐 000 010 1 =2
エナジック 440 100 x =9
【壱】浦上→山口
【エ】久高→津嘉山→福本
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大会4日目の29日(火)は準々決勝の残り2試合が予定されており、ベスト4が出揃います。第一試合に登場する西日本短大附は有明(熊本2位)と対戦します。
〈大会第4日の試合予定〉
◇準々決勝
[別大興産スタジアム]
▸有明(熊本2位)ー西短大附(福岡1位)
▸沖縄尚学(沖縄1位)ー鹿児島実(鹿児島2位)
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