
第155回九州地区高校野球大会は大会2日目の27日(日)1回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃いました。
福岡代表の西日本短大附は聖心ウルスラ学園(宮崎2位)を7回コールドで下して2023年春以来、3季ぶりのベスト8入りとなりました。準々決勝では有明(熊本2位)と対戦します。
佐伯中央病院スタジアムの第2試合に登場した西日本短大附は2回、敵失を契機につくった一死満塁の好機に投手の中野が走者一掃の三塁打を放って先制。その後も2つの暴投に4番佐藤の適時二塁打などで一挙6点をあげました。続く3回も6番山下のソロ本塁打など4安打を集めて4点を追加して大きくリードを広げました。
先発の中野は4安打に5四球を許して2点を失いましたが、大量点に守られて6回を2点にまとめて降板。7回は左腕・原が締めて7回コールドで快勝しました。
同球場の第1試合、海星(長崎1位)と有明の一戦は4-4の同点のまま延長戦に突入。10回、11回と海星が二度のリードを奪いましたが有明は10回裏に追いつくと、11回裏に逆転サヨナラ勝ち。優勝した2023年春以来となる白星をあげました。
[佐伯中央病院スタジアム]
◆1回戦(延長11回)
海星 000 300 010 11 =6
有明 102 100 000 12x=7
【海】陣内【有】斉藤→工
◆1回戦(7回コールド)
西日本短大附 064 010 3 =14
聖心ウルスラ 001 100 0 =2
【西】中野→原【聖】武田→楠原→中山
〈本〉山下(西)
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別大興産スタジアムの第1試合では、沖縄尚学(沖縄1位)が苦しみながらも佐賀北(佐賀1位)を振り切って初戦突破。佐賀北は9回裏に代打秋好の本塁打で1点差まで迫りましたが及びませんでした。
第2試合は鹿児島実(鹿児島2位)が2-1で競り合いを制し、春の優勝校・明豊(大分1位)を下しました。明豊が九州大会の初戦で敗れるのは2017年春以来で、2017年秋から続いてきた九州大会の連続初戦突破は12大会で途切れました。
[別大興産スタジアム]
◆1回戦
沖縄尚学 000 020 001 =3
佐賀北 010 000 001 =2
【沖】末吉【佐】稲富
〈本〉秋好(佐)
◆1回戦
鹿児島実 100 001 000 =2
明豊 000 001 000 =1
【鹿】大野【明】寺本→大堀
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大会3日目の28日(月)は準々決勝の2試合が予定されており、福岡2位の育徳館は柳ヶ浦(大分2位)と対戦します。
〈大会第3日の試合予定〉
◇準々決勝
[別大興産スタジアム]
▸育徳館(福岡2位)ー柳ヶ浦(大分2位)
▸エナジックスポーツ(沖縄2位)ー壱岐(長崎2位)
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