育徳館がサヨナラ勝ちで日南学園を下し8強入り~秋季九州大会




来春のセンバツ選考の重要資料となる第155回九州地区高校野球大会が26日(土)に大分県で開幕しました。1回戦4試合が行われ、県1位校がすべて敗れるという波乱の幕開けとなりました。

開幕試合に登場した初出場の育徳館(福岡2位)は、日南学園(宮崎1位)にサヨナラ勝ちを収めて8強入り。28日(月)の準々決勝で柳ヶ浦(大分2位)と対戦します。

育徳館ー日南学園の開幕試合は7回まで両校とも再三走者を出しながら決定打を欠きゼロ行進が続きましたが、育徳館は8回裏一死一、三塁から村上の三ゴロ(二塁封殺)の間に荒津が生還、均衡を破りました。エース島は9回二死から5番井野に同点本塁打を浴びますが、その裏一死一、二塁から4番隅田の中前打でサヨナラ勝ち。九州大会初出場の初戦を白星で飾りました。

佐伯病院スタジアムの第二試合は、中盤に敵失もからめて得点を重ねた柳ヶ浦(大分2位)が、3投手の継投で龍谷(佐賀1位)の追い上げをかわしました。

[佐伯中央病院スタジアム]
◆1回戦
日南学園 000 000 001 =1
育徳館  000 000 011x=2
【日】長友【育】島〈本〉井野

◆1回戦
柳ヶ浦 000 212 000 =5
龍谷  000 011 100 =3
【柳】宮城→渋谷→杉本【龍】勝間田

------

別大興産スタジアムの第一試合は、エナジックスポーツ(沖縄2位)の左腕久高が神村学園(鹿児島1位)を7回まで無安打に抑える好投を見せて2-1で競り勝ち、二度目の出場にして九州大会初勝利をあげました。

第二試合は、初出場の壱岐(長崎2位)が初回に専大熊本玉名(熊本1位)の守備の乱れにつけこんで4点を先制。中盤に1点差まで詰め寄られましたが、浦上~山口の継投で逃げ切り、こちらも九州大会初勝利となりました。

[別大興産スタジアム]
◆1回戦
神村学園  000 000 001 =1 

エナジック 000 011 00x =2
【神】早瀬【エ】久高

◆1回戦
壱岐   400 010 001 =6
専大熊本 200 100 000 =3
【壱】浦上→山口【専】山本

------

大会2日目の27日(日)は1回戦の残り4試合が予定されており、福岡1位の西日本短大附は聖心ウルスラ学園(宮崎2位)と対戦します。

〈大会第2日の試合予定〉
◇1回戦
[佐伯中央病院スタジアム]
 ▸海星(長崎1位)-有明(熊本2位)
 ▸西短大附(福岡1位)ー聖心ウルスラ学園(宮崎2位)
[別大興産スタジアム]
 ▸沖縄尚学(沖縄1位)ー佐賀北(佐賀2位)
 ▸明豊(大分1位)ー鹿児島実(鹿児島2位)

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*