西短大附が4季ぶり優勝、夏秋連覇を達成~秋季大会最終日




第155回九州地区高校野球福岡大会は最終日の13日(日)、小郡市野球場で決勝と3位決定戦が行われ西日本短大附が育徳館を破って優勝、東福岡は修猷館を延長タイブレークの末に破って3位となりました。

2022年秋以来、4季ぶりの優勝を果たした西日本短大附は今夏に続いて福岡大会を制し、準優勝の育徳館とともに26日(土)から大分県で開かれる九州大会に出場します。

【県大会】———–——

修猷館・田﨑、東福岡・谷の先発で始まった3位決定戦は、修猷館が初回に鵜野、2回に尾辻がそれぞれ2点適時打を放ち4-0とリード。東福岡は3回に大坪の適時打で1点を返すと7回、前日の準決勝で5打点をあげた山本が二死満塁から走者一掃の三塁打を放って同点に追いつき、そのまま延長タイブレークに突入しました。

10回表無得点だった修猷館に対し、東福岡はその裏一死二、三塁から暴投でサヨナラ勝ち。3回途中から救援登板した2番手の齋藤が、修猷館を無失点に抑える好投をみせました。

小郡市野球場
▼3位決定戦(延長10回タイブレーク)
修猷館 220 000 000 0 =4
東福岡 001 000 300 1x=5
【修】田﨑→林→江藤→沖田
【東】谷→齋藤

決勝は育徳館が連投となるエース島、西日本短大附は山口が先発のマウンドに送りこみました。西日本短大附は初回、斉藤の3点本塁打で先制しますが、育徳館も3回に山下の2点適時二塁打、5回には小森の適時打が飛び出して同点に追いつきました。

それでも西日本短大附は直後の5回裏に打者一巡の猛攻で5点を奪って島をKOすると、続く6回にも6点を加えて試合を決めました。5回途中から登板したエース中野は6安打を許しながら育徳館を無失点に封じて、エースの貫禄を示しました。

小郡市野球場
▼決勝
育徳館  002 010 000 =3
西短大附 300 056 20x =16
【育】島→長野→林田→島
【西】山口→原→中野→西田
〈本〉斉藤(西)

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※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

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