
第106回全国高校野球選手権福岡大会は最終日の24日(水)北九州市民球場で決勝が行われ、西日本短大附が福岡大大濠を5-2で破って3年ぶり7度目の優勝を果たしました。西日本短大附は8月7日(水)に阪神甲子園球場で開幕する本大会に福岡県代表として出場します。
【県大会】———–——
▼決勝(北九州市民球場)
福大大濠 100 010 000=2
西短大附 010 010 03x=5
【福】柴田→平川【西】村上
〈本〉山下(西)
福岡大大濠・柴田、西日本短大附・村上、両エースの先発で始まった試合は、初回福岡大大濠が敵失で得た好機に4番柴田が右前打を放ち先制。西日本短大附は2回に斉藤、安田の長短打ですぐに同点としました。5回に福岡大大濠が高田の犠飛で勝ち越せば、西日本短大附もその裏に古賀の犠飛で追いつき、決勝にふさわしい一進一退の攻防が繰り広げられます。

その後、両校ともチャンスをつくりながら得点できませんでしたが、西日本短大附は8回裏二死一、二塁から8番山下が右越え本塁打を放ち、これが決勝点となりました。村上投手は8安打を許しながらも2失点に抑えて完投。秋、今春と敗れ、35年前の決勝でも苦杯を喫した宿敵の福岡大大濠を下し、西日本短大附が3年ぶりの栄冠に輝きました。
6月29日に開幕、大会期間中9日間にわたって雨の影響を受けた今年の大会は、予定より3日遅れて熱戦の幕を閉じました。

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※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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