4強に近大福岡,西短,福大若葉,福大大濠~選手権福岡大会第16日




第106回全国高校野球選手権福岡大会は20日(土)準々決勝4試合が行われ、近大福岡、福岡大若葉、福岡大大濠、西日本短大附が勝ってベスト4進出を決めました。近大福岡と福岡大若葉は初の夏4強入り。夏の大会3連覇を狙った九州国際大付、春夏連続出場を狙った東海大福岡はいずれも敗れ、春の優勝校・春日も姿を消しました。

準決勝は休養日を挟んで22日(月)に北九州市民球場で行われ、決勝に進む2校が決まります。

【県大会】———–————

北九州市民球場〉—————
第一試合は、近大福岡が初回に4番河村の適時二塁打で先制。先発の田邊は3回二死満塁のピンチを切り抜けると、4回以降は三塁を踏ませない力投で九州国際大付を2安打に抑えて完封。ベスト4一番乗りを果たしました。九州国際大付も3投手で近大福岡を4安打1点に抑えましたが、打線が最後まで田邊投手をとらえきれませんでした。

九国大付に勝利し喜びながら試合終了後の挨拶に向かう近大福岡ナイン

▼準々決勝
九国大付
000 000 000 =0
近大福岡 100 000 00x =1
【九】松元→山田→田端【近】田邊

第二試合は福岡大若葉が初回に5者連続安打で2点を先制。2回にも3安打に盗塁、野選などをからめて3点を加えるなど4回を終えて6-0と大きくリードを奪いました。

4番藤﨑、5番大川と主力2人を体調不良で欠いた春日は6回まで1安打に抑えられていましたが、7回に4安打を集中させて4点を奪い反撃。続く8回にも一死満塁の好機を迎えましたが無得点に終わり、初の夏4強入りはなりませんでした。

【春日-福大若葉】2回裏福大若葉一死二、三塁 池田の一ゴロで三走の水迫が生還

▼準々決勝
春日   000 000 400 =4
福大若葉 230 100 00x =6
【春】大石→久保田→前田【福】川村→井上→川原

第三試合は飯塚が初回に福岡大大濠の先発平川から4連打で2点を先制しましたが、福岡大大濠は3回に菅野の適時打で1点を返すと、4回には柴田の右越え本塁打で追いついたあと、スクイズに大神の2点適時打で3点を追加。5-2とリードを広げました。さらに7回、4安打に四球、野選などをからめて5点をあげてコールド勝ち。2回途中から登板した柴田は飯塚打線を1安打に抑え、反撃の糸口を与えない好投を見せました。

【飯塚-福大大濠】7回表福大大濠一死二、三塁 永田のセンター左への二塁打で三塁から高田生還

▼準々決勝(7回コールド)
福大大濠 001 400 5 =10
飯塚   200 000 0 =2
【福】平川→柴田【飯】肥後→野中

前日の継続試合となった第四試合は、6-1と西日本短大附リードで迎えた5回裏から試合再開。東海大福岡は6回に3連打で2点を返して反撃ムードを高めましたが7回以降は二塁を踏むことができず、西日本短大附は7回に貴重な追加点をあげて逃げ切りました。

【東海大福岡-西短大附】7回裏西短大附二死二塁 高峰が中前適時打を放つ

▼準々決勝(5回裏無死より再開)
東海大福岡 001 002 000 =3
西短大附  310 200 10x =7
【東】佐藤【西】村上

—-

<22日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【県大会】(準決勝)
▼北九州市民球場
①10:00 近大福岡西日本短大附
②13:00 福岡大若葉
福岡大大濠

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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