
第106回全国高校野球選手権福岡大会は9日(火)、北部で3回戦の残り4試合が行われ県大会に出場する32校が出揃いました。この日はシード校のうち飯塚は勝ちましたが鞍手は八幡南に競り負け、2017年以来の県大会進出を逃しました。
県大会は11日(木)に北九州市民球場、久留米市野球場などで開幕。日程通りに進めば決勝は21日(日)の予定です。

【北部】———–————–———–———–—
〈北九州市民球場〉—————
第一試合は飯塚・野中、須恵・田中の投げ合いで5回まで両校無得点。5回まで1安打に抑えられていた飯塚は6回、機動力をからめて先制すると、さらに敵失に付け込んでこの回6点をあげ、須恵を突き放しました。
第二試合は1点を追う八幡南が6回に敵失で追いつくと、続く7回には溝上の犠飛で勝ち越し。このリードを2回途中から救援登板した大束を中心に守り切り、夏の大会では4強入りした2015年以来となる県大会出場を決めました。
▼3回戦(7回コールド)
須恵 000 000 0 =0
飯塚 000 006 1x=8
【須】田中【飯】野中→倉石
〔飯塚は4回戦で九産大九州と対戦〕
▼3回戦
八幡南 100 001 100 =3
鞍手 110 000 000 =2
【八】大段→大束【鞍】山下→永富
〔八幡南は4回戦で祐誠と対戦〕

〈筑豊緑地野球場〉—————
第一試合は初回に5点を奪った常磐が、門司学園に7回コールド勝ち。5安打ながら8四死球に7盗塁をからめ1996年夏以来、28年ぶりの県大会出場を決めました。
第二試合は、中盤リードを広げた古賀竟成館に対して京都も終盤に反撃を試みましたが、古賀竟成館が3投手の継投で逃げ切りました。古賀竟成館は昨年に続いての県大会出場で、4回戦では優勝候補の一角・福大大濠に挑みます。
▼3回戦(7回コールド)
常磐 500 020 1 =8
門司学園 000 100 0 =1
【常】竹山大【門】佐藤→西田
〔常磐は4回戦で柳川と対戦〕
▼3回戦
古賀竟成館 010 023 110 =8
京都 100 000 130 =5
【古】山内→原崎→橋本【京】安藤
〔古賀竟成館は4回戦で福大大濠と対戦〕
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<11日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【県大会】(4回戦)
▼北九州市民
–①東海大福岡-博多工 ②近大福岡-香椎
▼光陵グリーン
–①自由ケ丘-福岡 ②九国大付-東福岡
▼小郡
–①戸畑-沖学園 ②豊国学園-福工大城東
▼久留米
–①星琳-西短大附 ②北筑-久留米商
※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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