
第106回全国高校野球選手権福岡大会は7日(日)、北部で3回戦6試合、南部で3回戦7試合が行われ、13校が県大会切符を手にしましたました。シード校のうち九州国際大付、西日本短大附など6校は勝ち上がりましたが糸島は柳川にコールド負けを喫し、姿を消しました。
8日(月)は北部で3回戦4試合、南部で3回戦5試合が予定されており、南部ではこの日で県大会出場校がすべて出そろう予定です。
【北部】———–————–———–———–—
〈北九州市民球場〉—————
第一試合は星琳が0-1で迎えた9回、逆転サヨナラ勝ちで折尾を下し、昨年に続く県大会出場を決めました。第二試合は九州国際大付が牟禮の本塁打など4本の長打で9安打7得点。3投手の継投で八幡中央を完封し、大会3連覇へ向けてまずは北部大会を突破しました。
▼3回戦
折尾 000 001 000 =1
星琳 000 000 002x =2
【折】寺田【星】冨岡→高橋→田中→山口→冨岡
〔星琳は4回戦で西日本短大附と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
八幡中央 000 000 0=0
九国大付 221 200 x=7
【八】高木→田川【九】山田→松尾→田端
〈本〉牟禮(九)
〔九国大付は4回戦で東福岡と対戦〕
〈光陵グリーンスタジアム〉—————
第一試合は序盤に2点を先制した自由ケ丘が4投手の継投で若松の反撃を1点差でしのぎ、2年ぶりに県大会へ。第二試合は豊国学園の小嶋投手が小倉を5安打1点に抑えて完投。2019年以来となる県大会進出を決めました。
▼3回戦
自由ケ丘 110 000 000 =2
若松 000 000 100 =1
【自】本宮→高見→大崎→中島【若】大庭
〔自由ケ丘は4回戦で福岡と対戦〕
▼3回戦
豊国学園 110 010 000 =3
小倉 000 100 000 =1
【豊】小嶋【小】宮本→家永
〔豊国学園は4回戦で福工大城東と対戦〕
〈筑豊緑地野球場〉—————
第一試合では近大福岡の先発・田邊投手が8回を1安打無失点の好投。2試合連続の完封勝ちで光陵を破り、3年連続の県大会出場を決めました。第二試合は同点の6回に勝ち越し点をあげた北筑が、3回途中から登板した遠藤投手の力投で守り抜き、初の県大会進出をねらった大和青藍に競り勝ちました。北筑は2年ぶりの県大会となります。
▼3回戦
光陵 000 000 000 =0
近大福岡 001 001 12x =5
【光】平松→永野→立川【近】田邊→谷口→山本光
〈本〉辰嶋(近)
〔近大福岡は4回戦で香椎と対戦〕
▼3回戦
北筑 010 001 000 =2
大和青藍 001 000 000 =1
【北】満行→遠藤【大】寺田→松井
〔北筑は4回戦で久留米商と対戦〕
【南部】———–————–———–———–—
〈小郡市野球場〉—————
第一試合は沖学園の先発・川畑投手が福岡中央を3安打におさえて完封。打線は7回に一挙6点を奪って試合を決めました。シード糸島と対戦した柳川は2回に逆転すると、3回にはエース横山を攻略して一挙6点を奪い、そのまま押し切って7回コールド勝ち。昨秋8強の糸島は県大会を前に涙をのみました。公立校同士の一戦となった第三試合は、7回に追いついた香椎が8回に勝ち越し、朝倉との接戦を制しました。
▼3回戦(7回コールド)
沖学園 110 010 6 =9
福岡中央 000 000 0 =0
【沖】川畑【福】冨永→安松→東野→古木
〔沖学園は4回戦で戸畑と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
糸島 010 000 0 =1
柳川 036 000 x =9
【糸】横山→吉原【柳】吉永
〔柳川は4回戦で常磐-門司学園の勝者と対戦〕
▼3回戦
朝倉 001 010 000 =2
香椎 100 000 12x =4
【朝】矢冨【香】下川→浜田
〔香椎は4回戦で近大福岡と対戦〕
〈久留米市野球場〉—————
第一試合は初回に3点を先制した久留米商がその後も得点を重ねて福島に7回コールド勝ち。先発・持地投手は6回1安打の好投をみせました。第二試合は初回に8点を奪った西日本短大附がその後も攻撃の手を緩めず、13安打18得点で八女を圧倒。5回コールドで4大会連続の県大会進出を決めました。
▼3回戦(7回コールド)
久留米商 300 020 3 =8
福島 000 000 0 =0
【久】持地→今門【福】池野→古賀春
〔久留米商は4回戦で北筑と対戦〕
▼3回戦(5回コールド)
八女 000 00 =0
西短大附 821 7x =18
【八】吉門→江崎悠→武田→江崎悠【西】尾方
〈本〉村上(西)
〔西短大附は4回戦で星琳と対戦〕
〈大牟田延命球場〉—————
第一試合は福岡が5回までに4番松尾の本塁打などで4点をリード。筑陽学園は6回に2点を返して反撃をみせましたが、福岡の2番手・阿部投手がその後得点を許さず3年連続の県大会出場を決めました。第二試合は3回までに2点を先取した東福岡に対し、修猷館は相手を上回る9安打を放って反撃をうかがいましたが1点及ばず惜敗。東福岡は昨夏初戦敗退の悔しさを晴らし、4回戦では九州国際大付に挑みます。
▼3回戦
福岡 201 010 000 =4
筑陽学園 000 002 000 =2
【福】井崎→阿部【筑】西村→江原→金岡
〈本〉松尾(福)
〔福岡は4回戦で自由ケ丘と対戦〕
▼3回戦
東福岡 101 000 000 =2
修猷館 000 000 010 =1
【東】橋本【修】楡井
〔東福岡は4回戦で九国大付と対戦〕
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<8日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】(3回戦)
▼北九州市民
–①真颯館-北九州市立 ②嘉穂-小倉工
▼筑豊緑地
–①東筑-希望が丘 ②小倉東-育徳館
【南部】(3回戦)
▼久留米
–①三井-博多工 ②九産大九州-筑前 ③久留米学園ー福岡第一
▼大牟田延命
–①小郡-南筑 ②中村三陽-祐誠
※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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