6校が県大会へ 大牟田,九産大九産は敗退~選手権福岡大会第7日




第106回全国高校野球選手権福岡大会は6日(土)、厳しい暑さのなか北部で2回戦4試合と3回戦2試合、南部で2回戦1試合と3回戦4試合が行われました。大会7日目を迎え、すべてのチームが初戦を終えました。

この日から北部・南部大会とも3回戦に入り、東海大福岡、福岡大大濠、春日、戸畑、福工大城東、福岡大若葉の6校がまず県大会出場を決めました。シード校のうち春準優勝の大牟田が福工大城東に、春4強の九産大九産が福岡大若葉にそれぞれ敗れ、姿を消しました。

【九産大九産-福大若葉】8回表福大若葉二死二塁 池田が右前に同点打を放つ

7日(日)は北部で3回戦6試合、南部で3回戦7試合が予定されており、新たに13校の県大会進出が決まります。

【北部】———–————–———–———–—

北九州市民球場〉—————
第一試合は八幡南が9回、4点差をひっくり返して青豊に逆転勝ち。3回戦に入った第二試合は東海大福岡は2回に一挙6点を奪うなど10得点をあげ、投げては2年生右腕の西村投手が6回を無安打に抑えて北九州に快勝しました。

▼2回戦
八幡南 000 020 005 =7
青豊  010 202 100 =6
【八】大段→大束→坂井【青】近藤→国原→小堤
〔八幡南は3回戦で鞍手と対戦〕

▼3回戦(6回コールド)
北九州   000 000 =0
東海大福岡 060 013x=10
【北】宮崎→谷元【東】西村壮
〔東海大福岡は4回戦で三井×博多工の勝者と対戦〕

光陵グリーンスタジアム〉—————
第一試合はシード鞍手が八幡に競り勝って初戦を突破。八幡は鞍手を上回る12安打を放ちましたが、13残塁に泣きました。第二試合は京都が4回以降に得点を重ねて14点を奪い、6回コールドで嘉穂東を下しました。

▼2回戦
八幡 000 010 010 =2
鞍手 000 012 10x =4
【八】石松【鞍】山下→永富
〔鞍手は3回戦で八幡南と対戦〕

▼2回戦(6回コールド)
京都  000 248 =14
嘉穂東 000 000 =0
【京】安藤【嘉】原田→金光→野中
〔京都は3回戦で古賀竟成館と対戦〕

筑豊緑地野球場〉—————
激しい点の取り合いとなった第一試合は、7-7で迎えた8回裏に古賀竟成館が一挙5点を奪って新宮を突き放して3回戦へ。第二試合は4回までに7点を奪った戸畑が東筑紫学園の追い上げをしのいで2年ぶりの県大会出場を決めました。初戦で本塁打を放った5番本田がこの日も5打点の活躍をみせました。

▼2回戦
新宮    000 303 011 =8
古賀竟成館 301 001 25x =12
【新】松尾→橋本→黒田→後藤
【古】山内→原崎→山内
〔古賀竟成館は3回戦で京都と対戦〕

▼3回戦
東筑紫学園 000 011 100 =3
戸畑    103 300 00x =7
【東】津田→石井→渡辺【戸】渡部
〈本〉小野(東)
〔戸畑は4回戦で沖学園×福岡中央の勝者と対戦〕

【南部】———–————–———–———–—

小郡市野球場〉—————
シード九産大九産が登場した第一試合は、終盤に福大若葉が3点差を追いついて延長タイブレークに突入。福大若葉は10回表に水迫の2点適時打などで4点を奪うと、その裏の九産大九産の反撃を1点差でしのぎ、昨年に続いて県大会出場を決めました。

第二試合は春日が初回、3つの四死球で得た満塁の好機に大川が走者一掃の三塁打を放って先制すると、その後も加点。久保田から前田につないで筑紫中央を完封し、7回コールド勝ちをおさめました。

【春日-筑紫中央】4回裏春日一死一、三塁 田口が右前適時打を放つ

第三試合は福岡大大濠が4回までに11安打で10点を奪う猛攻をみせ、投げては先発柴田が無安打に抑えて福岡工を圧倒。5回コールドで県大会に進出しました。

▼3回戦(延長10回)
福大若葉  000 000 120 4 =7
九産大九産 012 000 000 3 =6
【福】藤岡→稲冨→井上
【九】梅野彦→近藤→立石→書川→川杉
〔福大若葉は4回戦で小倉東×育徳館の勝者と対戦〕

▼3回戦(7回コールド)
筑紫中央 000 000 0 =0
春日   400 201 x =7
【筑】山下→荒平【春】久保田→前田
〔春日は4回戦で嘉穂×小倉工の勝者と対戦〕

▼3回戦(5回コールド)
福岡工  000 00 =0
福大大濠 014 5x =10
【工】松尾→小原→荒木→石橋【大】柴田
〔福大大濠は4回戦で古賀竟成館×京都の勝者と対戦〕

【福大大濠-福岡工】3回裏福大大濠一死二、三塁 高田の右越え三塁打で豊田に続き大神も生還

大牟田延命球場〉—————
2回戦最後の試合となった第一試合は、小刻みに得点を重ねた筑前が3投手の継投で西南学院を1点に抑えて3回戦へ。強豪同士の一戦となった第二試合は福工大城東が大牟田の好投手・境から7安打で6点を奪い、大牟田の反撃を森~大堂の継投で退けて6-1で快勝。昨夏4強、今春準優勝の大牟田は県大会を前に姿を消しました。

▼2回戦
西南学院 000 000 100 =1
筑前   100 011 01x =4
【西】岩元→鷲崎【筑】岸本→洞→原田
〔筑前は3回戦で九産大九州と対戦〕

▼3回戦
大牟田   000 000 100 =1
福工大城東 020 020 20x =6
【大】境利【福】森→大堂
〔福工大城東は4回戦で小倉×豊国学園の勝者と対戦〕

—-

<7日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】(3回戦)
▼北九州市民
①星琳-折尾 ②九国大付-八幡中央
▼光陵GS
自由ケ丘-若松 ②小倉-豊国学園
▼筑豊緑地
近大福岡-光陵 ②北筑-大和青藍

【南部】(3回戦)
▼小郡
沖学園-福岡中央 ②糸島-柳川 ③朝倉-香椎
▼久留米
久留米商-福島 ②西短大附-八女

▼大牟田延命
①筑陽学園-福岡 ②東福岡-修猷館

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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