
第106回全国高校野球選手権福岡大会は5日(金)、北部で2回戦8試合、南部で2回戦12試合の計20試合が行われました。シード校の飯塚、東筑をはじめ筑陽学園、福岡第一、九産大九州、東福岡などがいずれも完封勝ちで初戦を突破しました。
6日(土)は北部で2回戦4試合と3回戦2試合、南部で2回戦1試合と3回戦4試合が予定されています。大会7日目を迎え、全参加校が初戦に登場することになります。
【北部】———–————–———–———–—
〈北九州市民球場〉—————
第一試合は東筑の2年生右腕・山下投手が八幡工を5安打に抑えて完封勝ち。育徳館は12安打を放って13得点を奪い、北九州高専を5回コールドで下しました。常磐は田川の終盤の追い上げをしのいで1点差で逃げ切りました。
▼2回戦
八幡工 000 000 000 =0
東筑 010 000 21x =4
【八】東→沖【東】山下
〔東筑は3回戦で希望が丘と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
北九州高専 000 00 =0
育徳館 230 8x =13
【北】岡村→楠本【育】島→田中
〔育徳館は3回戦で小倉東と対戦〕
▼2回戦
田川 000 000 030 =3
常磐 110 010 10x =4
【田】篠原→木村【常】羽田野
〔常磐は3回戦で門司学園と対戦〕
〈光陵グリーンスタジアム〉—————
第一試合は小倉東が5番佐田の本塁打などで大量20点を奪い、築上西を圧倒。須恵は田川科技・東鷹の連合チームを5回コールドで下して、3回戦ではシード飯塚に挑みます。
▼2回戦(5回コールド)
築上西 0 01 00 =1
小倉東 3124 1x =20
【築】杉村→城越【小】大森→曽我部→柴田
〈本〉佐田(小)
〔小倉東は3回戦で育徳館と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
須恵 033 40 =10
田川科技・東鷹 000 00 =0
【須】田中【田・東】国信
〔須恵は3回戦で飯塚と対戦〕
〈筑豊緑地野球場〉—————
第一試合は、昨夏4強の希望が丘が初回から得点を重ねて戸畑工に6-1で快勝。飯塚は4番松永が本塁打を含む4安打と活躍、投げてはエース肥後が8回を4安打無失点に抑えて鞍手竜徳に完封勝ちをおさめました。第三試合は嘉穂総合が2回までに7点を奪いますが、門司学園は3回に5点を返すと、6回に追いついて延長タイブレークへ持ち込みサヨナラ勝ち。嘉穂総合は相手を上回る15安打を放ちましたが3回以降、あと一本が出ませんでした。
▼2回戦
希望が丘 130 001 010 =6
戸畑工 000 001 000 =1
【希】野見山→坂田【戸】岡崎→早川
〔希望が丘は3回戦で東筑と対戦〕
▼2回戦(8回コールド)
鞍手竜徳 000 000 00 =0
飯塚 002 200 21x=7
【鞍】吉元→小水→吉元【飯】肥後
〈本〉松永(飯)
〔飯塚は3回戦で須恵と対戦〕
▼2回戦(延長10回タイブレーク)
嘉穂総合 430 000 000 0 =7
門司学園 005 002 000 1x=8
【嘉】中嶋愛→中嶋竣【門】村田→西田
〔門司学園は3回戦で常磐と対戦〕
【南部】———–————–———–———–—
〈春日公園野球場〉—————
第一試合は昨秋8強の筑陽学園が玄洋に5回コールド勝ち。エース西村が4回2安打無失点と好投しました。福岡第一は3人の投手が香椎工を1安打に抑えて完封、序盤の2点を守り切りました。中村三陽は4回以降、小刻みに得点を重ねて福岡常葉に7回コールド勝ち。鹿島投手が7回を4安打1失点に抑えて完投しました。
▼2回戦(5回コールド)
玄洋 000 00 =0
筑陽学園 043 3x =10
【玄】山崎→東野→池田【筑】西村→田畑
〔筑陽学園は3回戦で福岡と対戦〕
▼2回戦
香椎工 000 000 000 =0
福岡第一 101 000 00x =2
【香】木下【福】森上→前田→本庄
〔福岡第一は3回戦で久留米学園と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
福岡常葉 000 010 0 =1
中村三陽 010 113 2x=8
【福】中山→穴井→板谷【中】鹿島
〔中村三陽は3回戦で祐誠と対戦〕
〈小郡市野球場〉—————
第一試合は博多工の藤木投手が山門を3安打1失点に抑え、13三振を奪う力投を見せて6-1で快勝。小郡は5回に大量12点を奪って試合を決め、久留米筑水に5回コールド勝ち。修猷館は井戸垣~楡井とつないで三潴を4安打に抑えて完封。3回戦では東福岡と対戦します。
▼2回戦
山門 000 000 001 =1
博多工 010 300 11x =6
【山】田中→大野→山田→目野匠【博】藤木
〔博多工は3回戦で三井と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
小郡 012 512=20
久留米筑水 010 00 =1
【小】山口→鳩野→緒方【久】佐々木→樋口→佐々木
〔小郡は3回戦で南筑と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
三潴 000 000 0 =0
修猷館 000 350 x =8
【三】渕上→高木→中城→石川【修】井戸垣→楡井
〔修猷館は3回戦で東福岡と対戦〕
〈久留米市野球場〉—————
第一試合は序盤から得点を重ねた九産大九州が、3投手の完封リレーで久留米高専に7回コールドで快勝。朝倉は9安打で12点を奪う効率のよい攻めをみせて明善に6回コールド勝ち。東福岡は先発原田が9回二死まで八女工を3安打無失点に抑え、打っては自ら本塁打を放つなど投打に活躍。八女工投手陣も3失点と踏ん張りましたが、及びませんでした。
▼2回戦(7回コールド)
久留米高専 000 000 0 =0
九産大九州 230 101 x =7
【久】新原→堤【九】浜崎→遠山→原口
〔九産大九州は3回戦で西南学院×筑前の勝者と対戦〕
▼2回戦(6回コールド)
明善 000 020 =2
朝倉 123 501x=12
【明】高木→牟田→長嶋→高田
【朝】矢冨→徳永→熊懐
〔朝倉は3回戦で香椎と対戦〕
▼2回戦
八女工 000 000 000 =0
東福岡 020 100 00x =3
【八】宮原→赤司【東】原田→橋本
〈本〉原田(東)
〔東福岡は3回戦で修猷館と対戦〕
〈大牟田延命球場〉—————
第一試合は、16安打で6点を奪った三井が伝習館に打ち勝ちました。祐誠は5安打で6点をあげ、香住丘の反撃を3投手の継投でしのいで3回戦へ。福岡中央は5安打ながら10四死球に7盗塁をからめて10点を奪い、朝倉光陽に6回コールド勝ち。3回戦ではシード沖学園に挑みます。
▼2回戦
三井 100 140 000 =6
伝習館 101 000 001 =3
【三】臼井斗→八尋【伝】野田→豊増→野田
〔三井は3回戦で博多工と対戦〕
▼2回戦
祐誠 000 302 010 =6
香住丘 000 000 100 =1
【祐】坂田→井手涼→沖田【香】徳永→中野→大堂
〔祐誠は3回戦で中村三陽と対戦〕
▼2回戦(6回コールド)
朝倉光陽 000 000 =0
福岡中央 150 022x=10
【朝】金子【福】冨永→古木
〔福岡中央は3回戦で沖学園と対戦〕
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<6日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民
–①(2回戦)青豊-八幡南 ②(3回戦)東海大福岡-北九州
▼光陵GS(2回戦)
–①鞍手-八幡 ②嘉穂東-京都
▼筑豊緑地
–①(2回戦)古賀竟成館-新宮 ②(3回戦)東筑紫学園-戸畑
【南部】(3回戦、下線は2回戦)
▼小郡
–①九産大九産-福大若葉 ②春日-筑紫中央 ③福大大濠-福岡工
▼大牟田延命
–①西南学院-筑前 ②大牟田-福工大城東
※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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