第１５１回九州地区高校野球福岡大会は８日（土）、久留米市野球場で準決勝２試合が行われ、東福岡と西日本短大附が勝って決勝進出と九州大会（１０月２２日～沖縄県で開催）への出場を決めました。東福岡の九州大会出場は３季ぶり１３回目、西日本短大附は２季連続１４回目となります。
大会最終日の１０日（月・祝）は、同球場で３位決定戦と決勝が行われます。
【県大会】———–——
ここまで５試合で５３得点をあげている東福岡と初の九州大会を目指す近大福岡が対戦した第一試合は、序盤から点の取り合いとなりました。東福岡が初回、盗塁やスクイズなど機動力をからめて２点を先制すれば近大福岡はその裏、５番宮本の３点本塁打で逆転。近大福岡は３回にも宮本の２打席連続本塁打で得点を重ねるなど、３回を終えて５－３とリードを奪いました。
それでも東福岡は６回に富永の２点適時打で追いつくと、７回無死一、二塁で登板した３番手高山が好救援を見せて流れを引き寄せ、９回に死球、犠打、敵失とノーヒットで決勝点をあげて打撃戦を制しました。
第二試合は強打の西日本短大附と投手力の福岡大大濠、優勝候補同士が激突しました。初回に４番藤田の適時打で先制した福岡大大濠に対し、西日本短大附は４回表に５番古賀の２点本塁打で逆転。すると直後の４回裏に福岡大大濠は大神、黒田の連続適時打で３点を奪って再逆転するなど目まぐるしい展開となりました。
５回に先発の柴田が３点目を失うと準々決勝で好救援を見せた松尾を送り出して逃げ切りを図った福岡大大濠でしたが７回、西日本短大附は一死一、二塁から轟木の適時三塁打で逆転。８回にも村上の２点適時打で松尾を攻略すると、９回にも３番手鯉川から３点を奪って試合を決めました。
◇久留米市野球場
▼準決勝
東福岡 201 002 003=8
近大福岡 311 000 000=5
【東】藤岡→橋本→高山【近】田邊→宮本
〈本〉宮本２（近）
▼準決勝
西短大附 000 210 323=11
福大大濠 100 300 010=5
【西】中塚【福】柴田→松尾→鯉川
〈本〉古賀（西）
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<大会第16日（10日）の試合予定> ———–赤字はシード校
【県大会】
◇久留米
▸（３位決定戦）近大福岡－福大大濠
▸（決勝）東福岡－西短大附
※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください
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